ダイキンリソラが水漏れしたときの対処を徹底解説
エアコンを販売しているメーカーは各社あれど、「エアコンといえばダイキン!」という方も多いのではないでしょうか?
ダイキンは各メーカーの中でもエアコンの種類が多く、特に『risora(リソラ)』のシリーズはおしゃれなエアコンを求める人に大変人気です。
そこで今回はrisoraリソラに関する内容と、水漏れなどのよくあるトラブルについて解説しますね。
ダイキンrisoraリソラ
「理想の空間をスタイリッシュに演出」とは、risoraリソラシリーズキャッチフレーズです。
その言葉通り、risoraリソラは見た目に美しく、なだらかな表面はエアコンらしさはなく、優雅でスタイリッシュです。電源のランプなど必要機能は備わっているのに、不要なものをそぎ落とし美しい見た目のrisoraリソラは「エアコンだけどエアコンじゃない姿」ともいえるかもしれません。
パネルは全600色からカスタム
リソラの特徴はスタイリッシュさだけではありません。
本体カラーはホワイトとダークグレー2色から選べるうえに、表面のパネルに至っては全600色から好きな色を選べます。触れた時の質感や見た目も、よくあるプラスチックだけではありません。大理石など全10種から選べます。
インテリアにこだわりがある方や、家にいる時間が長く悪目立ちするエアコンは設置したくない人にとって、好みに合わせてカスタマイズできるのはとても魅力的ですよね。
たとえば、インダストリアルな部屋にしたいと考え、壁紙から家具からすべて黒のスチールとウォルナットで統一していたのに、いきなりエアコンが白のプラスチックでは悪目立ちしてしまいます。
そんな時は、リソラで本体カラーをダークグレー、パネルをレザーヴィンテージかグレーウォルナットにカスタマイズすれば、お部屋にピッタリのデザインになるでしょう。
また、ピンクや薄むらさき色のゆめかわカラーで統一したお部屋なら、本体カラーをホワイト、パネルをライラックやペールピンクにカスタマイズするとよりお部屋に似合う可愛らしい雰囲気になるでしょう。
この先10年使うエアコンなら、見た目にも納得して購入したいですよね。
好みの色やデザインのものを滅多に見つけられない方も、リソラのカスタムスタイルならあなた好みのスタイルがきっと見つかりますよ。
圧迫感のない薄さ
リソラ本体を横から見ると、18.5cmとかなりの薄さです。
角は丸いラウンドスクエアのフォルムは、稼働中も変わりません。
ルーバーが開いても、パネルが少し上部にスライドしてルーバーが登場するだけなので、やや縦にのびたラウンドスクエアフォルムは変わらないのです。
そのため、フォルムやパネルの美しさで選んだ人も「稼働中はかわいくない」という不満を抱くことは少ないでしょう。
止まってもかわいい、動いてもカワイイ、それがrisoraリソラです。
垂直気流
ダイキンのエアコンといえば垂直気流!という方もいらっしゃるでしょう。
暖房稼働時に、壁を伝って足元から暖めてくれる機能である垂直気流。
実はこのrisoraリソラにも備わっているんです。
見た目のスタイリッシュさや美しさにフォーカスされがちなリソラですが、実は機能も充実しているんですよ。
水内部クリーン
冷房化同時の結露水を利用して、熱交換器の汚れを自動で落とす機能です。
熱交換器はエアコン内部の奥にあるため、個人での掃除はとても難しいパーツです。自動洗浄してくれるならありがたい限りですね。
この水内部クリーン機能があるおかげで、掃除はパネルを開いてすぐに設置されているフィルターのみになります。
フィルター掃除は面倒だと思われる方もいらっしゃいますが、フィルターさえ掃除しておけばあとはあまり汚れないタイプのエアコンはむしろお手入れが楽な部類なんですよ。
Risoraリソラのトラブル
リソラに起こりがちなトラブルは、エアコンでよく起こるトラブルと同様です。
特にご相談も多いのは水漏れです。
水濡れの原因
エアコンの水濡れにはいくつかの理由があります。
まず、室外機が水濡れしている場合、多くはドレンホースから排出される水です。異常でもトラブルでもなく、正常稼働ですのでご安心ください。
室内機の水濡れの場合、いくつかのパターンに分かれます。
ルーバーからぽたぽたと水が落ちる
水滴が少し落ちる場合、吹き出し口が過剰に冷やされている状態のため、結露した水が落ちていると考えられます。
過剰に冷やされる原因は、吹き出し口に風が反射しているか、内部の汚れが原因で冷房効率が落ちている状態が原因です。
吹き出し口付近に家具などが無い場合は、内部汚れが原因でしょう。
リソラの場合はフィルターの自動掃除機能がないため、フィルター汚れが原因の可能性は高いです。一度フィルターを外して掃除しましょう。
なお、エアコンのフィルターは2週間に1回程度の頻度で掃除すると清潔が保てる上に、冷暖房効率が下がらないのでお得ですよ。
本体の後ろから水が流れてる
ポタポタっと落ちる程度ではなく、かなりの量の水が漏れている状態です。
これは設置不良が原因で排水されていないことが原因だと考えられます。
通常エアコン本体は、結露水をドレンパンという受け皿にためて、ドレンホースを通じて外に排水します。
しかし、設置不良により勾配がなかったり、ドレンホースがうまくつながっていないと、排水されなかった水がエアコン本体からこぼれてしまいます。
通常の優良業者は、設置時に勾配がきちんとなされているか・エアコン本体は水平に設置されているか・ドレンホースを通じてきちんと外に排水されるか、その3点は必ずチェックします。街の修理屋さんのスタッフも必ず確認を行いますし、他の優良業者も必ず確認する点です。
しかし、高いお金だけ取る悪徳業者や、ずさんな工事を行う格安業者などは、本体が水平かどうかすらチェックせずに工事を終わらせることがあります。
この場合、そもそも設置が誤っているため放置しても直りません。個人で掃除などしても根本的な問題を解決しない限りは水が漏れ続けます。
さらに、誤った設置のまま使い続けると過剰な負担がかかり、そのうち本体が落下してしまう危険もあります。
大変危険ですので、必ず業者に設置し直しを依頼ましょう。
原因が分からない時は業者に依頼
「水が漏れているけど原因が分からない」
「掃除したけど直らない」
そんな時は業者に相談しましょう。
一見何の問題もなさそうでも、設置ミスがあったり、内部でドレンパンが割れているなどの可能性も考えられます。個人でそこまで特定するのは難しいので、最初から業者に頼った方が早いですよ。
もちろん、街の修理屋さんでもご相談承っております。お気軽にご連絡くださいね。
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