エアコンのドレンホースを延長する手順を紹介【簡単4ステップ】
「エアコンのドレンホースが短く、ベランダ水浸しになってしまう。ドレンホースを延長する方法はないのかな…」という悩みのある方は、多いと思います。ドレンホースの長さが足りないと、水をうまく排出することができません。水漏れを解決するためにも、早めに対処したいですよね。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- エアコンのドレンホースを延長する利点
- エアコンのドレンホースの延長方法
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エアコンのドレンホースを延長する利点
エアコンを設置しようとした時に、業者の方から「ドレンホースを延長する必要がある」と言われたことのある人は、意外といるのではないでしょうか。ドレンホースとは、エアコンの使用によって発生する水を、屋外に排出するためのホースのことです。
基本的には、ドレンホースを延長する必要はありませんが、室内機と室外機の距離が離れている場合などには、ドレンホースの延長が必要になります。ドレンホースを延長することで、以下のようなメリットを得ることができるでしょう。
- ベランダが汚れない
- 見た目が綺麗になる
ベランダが汚れない
ドレンホースが短いままで排水を行うと、水があちこちに流れていく恐れがあります。マンションのベランダに室外機を設置している場合、ベランダがびしょ濡れになったり、隣の家のベランダに水が流れていったりする可能性もあります。
一方で、ドレンホースを長くすれば、排水は排水溝に一直線で進むため、ベランダが汚れる心配もありません。
見た目が綺麗になる
ドレンホースが短いと水が色々な場所に流れていくため、見た目が綺麗ではありません。しかし、ドレンホースを延長することで、排水溝にダイレクトに水を流せるため、ベランダがスッキリとして見えるでしょう。
エアコンのドレンホースの延長に必要な道具
エアコンのドレンホースの延長は、自分で行うこともできます。その場合、作業に必要な材料や工具は自分で用意するようにしてください。ドレンホースの延長に必要な道具は、以下の通りです。
- テープ
- カッター
- 延長ホース
- ドレンジョイント
ドレンジョイントとは、ドレンホースを接続するパーツのことです。市販されているので、簡単に入手できます。
エアコンのドレンホースを延長する方法
- 延長ホースを必要な分カットする
- 切り口にドレンジョイントを差し込む
- 新しいドレンホースと繋ぐ
- ジョイントを含め、テープでグルグル巻きにする
まず、延長するのに必要な分だけ延長ホースを切ってください。そして、既存のドレンホースと延長するドレンホースに、ドレンジョイントを差し込みます。ただし、ドレンジョイントに差し込むだけでは、簡単に外れてしまう恐れがあるので、テープを使用してぐるぐる巻きに固定してください。
テープは、エアコン用のものもありますが、ない場合は市販のビニールテープで代用しても構いません。ドレンホースと同じ色にすると、テープの部分が目立たないのでおすすめです。
ドレンジョイントにホースを差し込む際は、角度をよくチェックするようにしてください。適当に差し込んでしまうと、ホースが下った状態にならず、水が逆流してしまう恐れがあるためです。
以上で、ドレンホースの延長作業は完了です。実際に延長できたら試運転を行い、排水が逆流したり途中で漏れたりすることなく、ちゃんと流れているか確認しましょう。
エアコンのドレンホースには防虫キャップを付けるべき
ドレンホースは小さな穴ですが、虫やゴミが混入することがあります。不衛生なのはもちろんですが、虫やゴミが原因となって、故障する恐れもあるので注意が必要です。
場合によっては、屋外から侵入してきた虫がドレンホースを伝って、室内機に侵入し部屋に入ってくる恐れもあります。これに対して「ドレンホースを埋めてしまえば虫やゴミは入ってこない」と考える人もいるかもしれませんが、そうすると今度は、水をうまく排出することができなくなります。
そのため、対策としては防虫キャップを利用するようにしましょう。これは防虫弁をドレンホースの中に入れることで、虫やゴミを侵入させないようにするというものです。非常に便利なものですが、設置の際にはサイズに注意する必要があります。
一般的なドレンホースの内径は、14mmもしくは16mmとなっています。それ以外の大きさのホースだと、市販の防虫キャップがうまくはまらない可能性があるので注意してください。
まとめ
今回は、ドレンホースを延長する方法について解説しました。室内機と室外機の位置によっては、ドレンホースの延長が必要になる可能性があります。延長自体は自分で行うことができるので、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
また、虫などの侵入を防ぐためにも、防虫キャップの取り付けも忘れずに行うようにしましょう。ドレンホースの延長がうまくできない場合は、エアコン業者に依頼するのも一つの選択肢です。
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