ダイキンのエアコンが点滅したら要注意？エラー原因と対処方法の解説

ダイキンのエアコンが最近よく点滅する……

何かランプがチカチカしてるけどどういう意味だろう？

そんな疑問を持ったことはありませんか？

エアコンのランプ点滅には意味があるんですよ。

ここでは点滅の意味と対処方法を解説しますね。

ダイキンのエアコン

「ダイキンといえばエアコン！」

「エアコンといえばダイキン！」

と言えるほど、ダイキンは空調家電の老舗メーカーです。

「エアコンのメーカーをひとつ挙げてみて」と言われたら「ダイキン」と答える人も多いのではないでしょうか？

そんなダイキンのエアコン、人気のrisoraリソラシリーズ以外にも多くのエアコンを手掛けているんですよ。

エアコンシリーズ

ダイキンのエアコンシリーズには「空間をスタイリッシュに演出」がキャッチフレーズの『risoraリソラ』の他に『うるるとさらら』をはじめとする『うるさらX』や『うるさらmini』『うるさら7』などの『うるさらシリーズ』があります。

その他に、換気や冷暖房除湿など多機能なスタンダードシリーズである『Vシリーズ』。

AI運転で湿度も温度も自動コントロールできる『Aシリーズ』

天井気流や水内部クリーンなどの機能が充実した『Fシリーズ』

高さが25センチしかないコンパクトサイズな『Cシリーズ』

ストリーマ搭載など必要機能のみのシンプルスタンダードモデルである『Eシリーズ』

有名どころであるうるさらやrisoraリソラ以外にもこんなに沢山の種類があるんですよ。

ダイキンのエアコンのランプの種類と内容

ダイキンのエアコンのランプは全部で以下の6種類あります。

• 運転ランプ
• タイマーランプ
• ストリーマーランプ
• 内部クリーンランプ
• 内部クリーンおそうじランプ
• 翌朝暖房ランプ

※型番によってはランプの組み合わせが異なっていたり、ランプが全部で3つしかないものもあったりします。
それぞれのランプの役割は以下です。

ランプ		色	状況	内容
	運転ランプ	緑色	点灯	エアコンの運転中
			点滅	室内機が故障している可能性がある
	タイマーランプ	橙色	点灯	タイマーやランドリーの設定中
			点滅	ストリーマユニットのお手入れのお知らせ
	ストリーマランプ	青色	点灯	空気清浄や内部クリーン運転中
			点滅	ストリーマユニットのお手入れのお知らせ
	内部クリーンランプ	緑色	点灯	内部クリーン、フィルター掃除運転中
			点滅	ストリーマユニットのお手入れのお知らせ
	内部クリーン･おそうじランプ	緑色	点灯	内部クリーン、フィルター掃除運転中
			点滅	ダストボックスのお手入れサイン
	翌朝暖房ランプ	赤色	点灯	暖房準備、翌朝暖房運転中
		(暗め)赤色		翌朝暖房設定中

点滅とエラー

本体価格も比較的安価で、性能もしっかりしているダイキンのエアコン。

あまりしょっちゅう壊れるという話は聞きませんが、それでも長く使っていれば様々なトラブルが起こりえるものです。

ここではそんなトラブルについて解説していきますね。

故障ではない点滅

上の場合の点滅は、ストリーマユニットの掃除が必要だとあらわしています。

前面パネルを開いたところにある『ストリーマユニット』を掃除しましょう。

また、『おそうじランプ』が点滅している場合はダストボックスの掃除が必要です。

同じく前面パネルを開いた場所にある『ダストボックス』を掃除しましょう。

フィルター自動おそうじ機能付きのエアコンはフィルターに附着したホコリなどのゴミを、ダストボックスに自動で集めるだけで一切掃除が不要なわけではありません。

そのため、定期的なダストボックスに溜まったホコリなどの掃除が必要になります。

多くの機種のエアコンの場合は、メンテナンスが終わった際にエアコンの運転を開始する前にリモコンの「サインリセット」ボタンを押すとタイマーランプの点滅を消すことができます。

ストリーマ・おそうじランプの点滅の注意点

• お手入れ後、リモコンからお手入れサインのリセット操作を行う必要がある点
• リモコンでリセットを行なわないと、ランプの点滅は消えない点
• ランプが点滅しているときはストリーマ機能を使用できない点

以上を放置していると、不具合を起こす原因にもつながるので早めに掃除しましょう。

ダストボックスやストリーマユニットの掃除方法について詳しくは、それぞれのエアコン取り扱い説明書にも記載がございます。

分からないことがある場合や、へたに開けると壊してしまいそうだと不安な方は、一度取り扱い説明書を確認しましょう。

故障の可能性がある点滅

上記の場合は故障の可能性があります。

運転ランプの点滅は、エアコン内部の故障が考えられます。

ダイキンのエアコンで故障が疑われる点滅は運転ランプの点滅のみになります。ですが、他のメーカー製のエアコンだと運転ランプ以外の点滅でもエアコンが故障している可能性があります。

下記手順でエラーコードを確認しましょう。故障の際は、自分でどうにかしようとせず、エアコンや電気工事の業者に点検や修理を依頼しましょう。

エラーコードの確認

故障したかもしれないときは不安になってしまいますが、落ち着いてエラーコードを確認してみましょう。

1. エアコンの室内機の運転ランプ(緑)が点滅していることを確認　
2. リモコンを室内機に向ける　
3. 『終了取り消し』ボタンを長押しする　
4. 5秒以上長押しする　
5. 「ピー」という音を確認　
6. エラーコードを確認　

ダイキンのエラーコード

エラーコードの内容は下記の通りです

• 00：本体に異常がある　
• E7：室外ファンに異常がある　
• F3：圧縮機に異常がある　
• U0：冷媒ガスに異常がある　
• U4：通信に異常がある

これ以外のエラーコードについてはダイキンの公式ページを確認しましょう。

リセット方法

一度エアコンをリセットすることで症状が改善することもあります。

ただし、上記のような内部異常が確認できている場合はリセットを行っても改善はしないので、業者に点検や修理を依頼しましょう。

• エアコン本体の電源をオフ　
• コンセントを抜く　
• ブレーカーを落とす　
• 1分以上置いてからブレーカーを上げる　
• コンセントを繋ぐ　
• 電源を入れる

これでリセットが可能です。

このリセットで一時的な不具合であれば解消されます。

しかしこれで解消されない場合は、一時的な不具合ではないと考えられます。

何度もリセットを行うなどはせず、一度リセットして改善しない場合はエアコンの業者か、電気工事の業者に点検や修理を依頼しましょう。

ダイキンのエアコンでトラブル事例

不安があるときは業者に相談

「リセットしても直らない」

「エラーコードの意味が分からない」

「何か変だけど何が起きてるのか分からない」

「トラブルみたいだけど自分が触ると余計に壊しそう」

そんな不安のある方は、迷わずエアコン業者や電気工事の業者に相談しましょう。

無理に分解して余計に壊してしまえば、直るものも直らなくなる可能性はあります。

相談の結果ちょっとした不具合だったとしても、業者は最後まで対応してくれるので安心してくださいね。

もちろん、街の修理屋さんでもご相談は承っております。お気軽にご連絡くださいね