漏電の原因と対処方法を徹底解説!ブレーカーの正しい使い方教えます

ある日突然停電したら、あなたはどうしますか?

落雷などによる地域一体の停電は、復旧するまで待つことしかできませんが、自分の家だけが停電しているときは原因を探ることもできるはずです。

もしもその原因が漏電だと分かったとき、対処方法も知っていれば落ち着いて行動ができますよ。

そこで今回は、漏電の下記内容について解説します。

  • 漏電とは
  • 漏電の原因
  • 漏電によって起こる事
  • 対処方法

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、電気のトラブル解消に役立ててくださいね。

漏電とは

漏電とは、コンセントなどの本来通るべきルートを外れて電気が漏れることをあらわします。

本来、家電などを動かす動力である電気は配線やコード類などの決まったルート以外は通る事ができないように絶縁処理が施されています。コードの側面を見ると、電気を通すことのない絶縁体が隙間なく巻かれていることが分かります。

しかし、経年劣化などなんらかの事情でこの絶縁体に傷がついたり、絶縁処理が剥がれてしまうと、そこから電気が漏れてしまうことがあります。

防水加工が施されていない電化製品が水に濡れた際も、漏電することがあります。

漏電の原因

漏電にはいくつかの原因があります。漏電している可能性があるときは、下記原因を確認しましょう。基本的には電気の配線か、電気を使用する家電など電化製品に原因があります。

コンセント接続

壁のコンセントに繋いでいる家電のプラグが奥まで差し込まれず緩んでいると、そこから漏電することがあります。また、プラグとコンセントの間に埃が入ったり、熱が生じて火災原因になることもあります。

コードが細い

使用電力の大きい家電を、コードの細い延長コードに接続している場合です。流れる電力でコードが発熱し変形します。これによりコードが破損したりショートすることもあります。

トラッキング現象

コンセントとプラグの間や、プラグの根元、たこ足配線のハブなどにホコリが溜まって空気中の水分を含むことで発生します。

焼け焦げたコンセント

雨漏り

雨漏りにより電化製品が濡れ、漏電が発生することがあります。

アース線

洗濯機や電子レンジなどの消費電力の大きい家電には電源コードのほかにアース線があります。特に洗濯機のような湿気の多い水場で使用する家電は漏電リスクが高いため、アース線の接続が必要です。このアース線を繋いでいないことにより、漏電が発生して感電する事故は幾度も発生しています。

漏電ブレーカーの故障

漏電が発生していないにも関わらず漏電ブレーカーが落ちているときは、漏電ブレーカーの故障です。この場合は、漏電ブレーカーの誤作動なので、停電もすぐに復旧します。

塩害

海の近くにある家や、積雪の多い寒冷地域に多いのが塩害による漏電です。配線に潮風があたったり、路面凍結や積雪を溶かすために使用される凍結防止剤に含まれる塩が付着することで電線やコードの絶縁体が腐食します。これにより漏電が発生します。

ネズミ

家に住み着いたネズミが電線を齧ることで、漏電が発生します。この場合、大抵は屋根裏や床下にネズミがいるため、ご自身で漏電箇所を見つけることは困難です。また、屋根や床下の点検作業はオプションによる追加料金となる業者も多いため、ネズミが原因の漏電は調査費用と点検修理費用合わせて高額になる傾向があります。

また、ネズミは病原菌の媒介にもなるため、ネズミが原因の漏電が発生した際は漏電の対応だけではなく害獣駆除の手配も必要になります。

電化製品

エアコンや洗濯機などの家電だけではなく、電気を使用する電化製品はすべて漏電のリスクがあると考えましょう。大型の家電のコンセントをすべて抜いても漏電箇所が特定できなかったとき、あまり気にしていなかった小型家電が故障して漏電していたということもあります。

漏電は危険

漏電と聞いても「ただ少し電気が漏れているだけなら問題ないのでは?」と考える方もおります。しかし、漏電が原因で様々なトラブルにもつながります。

電気代が上がる

使うつもりのない電気が常にどこかへ流れてしまっているため、電気代が跳ね上がります。

漏電を放置することは、無駄な電気代が発生し続けることにもなります。

逆に考えると、使用した覚えもないのに電気使用量が増え電気代が急激に上がった時は漏電を疑いましょう。

家電の故障

コンセントに繋いで電気を使用するタイプの家電や電化製品は、漏電が原因で故障する可能性があります。

家電は、動かすために必要な電圧が決まっています。日本製の電化製品が海外で使用できなかったり、逆に海外の電化製品が日本で使用できないのは電圧差によるものです。

規格外の電圧は故障の危険があるため本来は使用できませんが、漏電により多くの電流が流れている状態ですと電流を止めることなく流してしまうため電化製品に負荷がかかります。その結果、電化製品は故障します。

感電

漏電している家電やコンセントに触れることで感電する恐れがあります。

静電気のように、触れた指先がピリッと痛む程度で済むこともありますが、漏電の状況次第では多くの電気が一瞬で流れるため命の危険をともないます。

感電は、家庭内で起こる事故の上位にあります。小さなこどもやペットなど感電による影響が大きい家族のいる方は特に注意が必要です。

  • 1mA:静電気のような刺激です。指先にピリッと感じます
  • 5mA:衝撃が大きくとても痛く感じます
  • 10mA:耐えられないほどびりびりと感じます
  • 20mA:筋肉の硬直が起きるので呼吸困難になります。早く離れないと命を落とす危険があります
  • 50mA:短時間でも命がおびやかされます
  • 100mA:一瞬でも命にかかわります。運よく生還しても致命的な障害が残る可能性があります

漏電の対処方法

漏電が起きたとき、むやみにコンセントなどを触ると感電する恐れがあります。

漏電の原因を特定するにも手順がありますので、落ち着いて行動しましょう。

漏電箇所を特定する

漏電しているコンセントや家電にそのまま触れると感電する恐れがあります。

しかし、漏電をそのまま放置するわけにもいきません。まずは漏電箇所の特定をしましょう。

①ブレーカーを落とす

アンペアブレーカー・漏電ブレーカー・安全ブレーカーすべてのブレーカーを切ります。

②アンペアブレーカーを上げる

③漏電ブレーカーを上げる

漏電ブレーカー

④安全ブレーカーを1個ずつ上げる

1つ安全ブレーカーを上げたら、漏電ブレーカーが落ちないか確認してください。落ちないことを確認してから次の安全ブレーカーを上げます。

⑤漏電ブレーカーが落ちた箇所を確認する

漏電ブレーカーが落ちたら、その時上げた安全ブレーカーが繋がる部屋のコンセントが漏電原因箇所です。

⑥電化製品のコードを確認する

漏電原因箇所に繋がる電化製品のコードをすべて確認します。絶縁処理が剥がれているなど、漏電原因になりそうな箇所がないか見ます。

絶縁処理のはがれたコード

コードを外して漏電ブレーカーと安全ブレーカーを上げる

原因と思われるコードを外した状態で、再度漏電ブレーカーと安全ブレーカーを上げます。

⑧再び落ちるか確認する

漏電ブレーカーが落ちなければ、外したコードの電化製品が漏電しています。

すべての電化製品のコードを外すまで繰り返す

再び漏電ブレーカーが落ちたら、原因は他にあります。特定できるまでコードを外してブレーカーを上げる作業を繰り返します。

⑩業者に連絡する

すべてのコードを外しても漏電ブレーカーが落ちる場合、漏電はコード内や電線そのもので起きているなど特定が困難です。電線の漏電の場合、点検や修理を行うためには電気工事士の資格が必要になります。業者に対応を依頼しましょう。

日ごろからの漏電対策

日ごろの電化製品の扱いなどに気を付けることで、漏電は防げます。

壊れた状態で放置しないことや、水に濡れないようにするなどのほかにも対応策はあります。

①アース線を繋ぐ

アース線のついている家電は、使用電力が大きかったり水場で使用したりと漏電リスクが高い傾向にあります。必ずアース線を繋ぎましょう

つながった状態のアース線

②専用コンセントを使用する

エアコンなど、消費電力の大きい家電は専用コンセントに繋ぐ必要があります。専用コンセントがない場合は、他のコンセントで代用せずに新しい専用回路を引きましょう。

③コードに負荷を与えない

家具の隙間など、狭い場所にコードを配置する際に通電したままのコードを結束バンドで束ねたり、折りたたんで配置することは止めましょう。コードに負荷がかかると、そこから熱を発して絶縁処理が剥がれてしまう可能性があります。

④ホコリを掃除する

コンセントやプラグにホコリが溜まっていると、トラッキング現象の原因になります。こまめに掃除しましょう。

⑤コンセントはしっかり挿す

コンセントが緩んでいると、そこから発熱したりショートしたり、漏電以外にも様々なトラブル原因になります。きちんと置くまで差し込みましょう。

⑥濡らさない

電化製品の本体やコードは濡らさないようにしましょう。濡れた手で触れることもやめましょう。

漏電の修理費用

漏電が起きている場所の調査や点検修理にかかる費用は、状況により大きく変動します。

漏電原因が家電や配線なのか、ブレーカーや電線なのかといった点でも金額が変動します。

街の修理屋さんでは通常の調査費用が7,000円ですが、測定器を用いた調査では6,000円~になり、漏電回路を調査する専用測定器を使用する場合は15,000円~と金額にばらつきがあります。

通常の調査で、床下や天井などの特殊な場所が原因ではなかった場合のトータル費用は10,000円~20,000円前後です。

ただし、漏電箇所が数多くある場合や、ご自宅が広く漏電箇所の特定に時間がかかる場合、漏電箇所が高所にあるなど特別な事情があると通常料金よりも金額が上がります。

分電盤の交換が必要な場合も、交換部材や新しい分電盤本体の価格が追加されることになります。

漏電の状況や配線、ご自宅状況などは家屋ごとに異なります。相場からおおよその金額を予測することはかなり困難ですので、工事の際は配線を確認した業者から見積もりを貰いましょう。

街の修理屋さんでは漏電の修理も即日対応でお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日にお近くの作業員が向かいます。年中無休で対応しておりますので、平日はお仕事が忙しい方も休日にご連絡が可能です。漏電の調査は、7,000円より承っております。お見積り・ご相談も無料で対応しております。興味のある方はお電話やメールでお問い合わせくださいね。お待ちしております。

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