消費電力にも影響が?エアコン熱交換器のトラブル原因と対処方法
「熱交換器が汚れているとどうなるの?」「そもそも熱交換器ってなに?」という疑問をいだいたことはありませんか。
熱交換器とは、エアコン内部で空気を冷やしたり温めたりする役割を担う部品です。これが汚れてしまうとトラブルの原因にもなります。
そこで今回は、熱交換の下記内容について解説します。
- 熱交換器とは
- 汚れとトラブル
- 掃除方法
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熱交換器とは
熱交換器とは、室温の調整をするエアコンの部品です。
エアコンは、室内機と室外機がそれぞれ役割を分担して働くことで冷房や暖房を稼働させます。
冷房稼働時、エアコン室内機は室内の空気を取り込みます。フィルターを通してエアコン内部に入った空気は、熱交換器で熱を奪われ吹き出し口から排出されます。
熱交換器は、フィルター越しの空気を直接受ける場所です。そのため、細かいホコリがつきやすいという特徴があります。また、ここで空気を冷やすため結露が生じます。ホコリだけではなく、カビも発生しやすい場所です。
汚れはトラブルの原因
熱交換器の汚れは、放置していると下記のようなトラブルに発展します。
- カビの原因になる
- 冷房効率・暖房効率が下がる
- 電気代が余分にかかる
汚れは日々蓄積されるものです。放置しても改善されることはないため、早めに対策をしましょう。
掃除の方法
熱交換器の汚れには、掃除が最も効果的な対策です。
道具を準備し、手順通りに行えば掃除は誰でも可能です。特別な道具も資格も必要ありません。
必要な道具
掃除に必要な道具は下記の通りです。
- 部屋の養生のためのビニール、養生テープ
- 脚立
- 掃除機もしくはハンディクリーナー
- スプレー式のエアコンクリーナー
- 水の入った霧吹き
- 中性洗剤
- 雑巾
- 長い持ち手のついたスポンジ
- 細かい掃除が可能な小さいスポンジ
- ゴミ袋
- ゴム手袋、ゴーグル、マスク
掃除を開始してから準備をすると時間がかかります。先にすべて用意しておきましょう。
ゴーグル、マスクはホコリや洗剤が目に入ったり吸い込んだりすることを防ぎます。ゴム手袋は、指先や爪の間にゴミや汚れが入り込むことを防ぐために使用します。
掃除前の準備
①精密機械や紙類などの移動
掃除の際、エアコンからホコリや洗剤の混じった水が落ちてくることがあります。それを踏まえたうえで、パソコンなどの精密機械や洗うことのできない紙製の本などは別室に移動させましょう。ホコリや汚れた水を被っても問題ないものだけ残すようにしましょう。
②ペットの移動
猫や犬などのペットが室内にいる場合、別室へ移動させたうえで作業する部屋には入ることのできないようにしてください。ケージやキャリーケースへ一時的に避難させるか、扉の閉まる部屋に移動させておくと良いでしょう。落ちたホコリや水をペットが舐めてしまったり食べてしまう危険性があります。
また、幼い子どもがいる場合も同様に作業する部屋から遠ざけましょう。
③部屋の養生
ビニールと養生テープで部屋を養生しましょう。エアコン周辺の壁だけではなく、床もビニールで保護しておくと、落下したホコリなどの掃除が楽になります。
掃除の手順
掃除を始める前に、まずエアコンの電源を切りコンセントを抜きましょう。
コンセントが外れている状態であることを確認したら、作業に入ります。
- カバーを開いてフィルターを取り外す
- フィルター表面のホコリを掃除機で吸引する
- フィルターを水洗いする。裏から表に向かって水をかける
- 歯ブラシと中性洗剤を使用して洗う
- 水で流して乾かす。風通しの良い場所にしばらく置く
- エアコン本体に残ったホコリを掃除機で吸引する
- 小さなホコリなどを柄のついたスポンジで掃除
- 細かい部分は小さいスポンジで掃除
- 熱交換器にエアコンクリーナーをまんべんなく吹き付ける
- 洗剤と汚れを洗い流すように霧吹きで水を吹きかける
- 乾いたフィルターを取り付ける
- 3時間程度、送風運転で稼働させる
注意点
エアコンの掃除は、資格も不要であるため手軽に行うことができます。
しかし、注意する点があります。
掃除の注意点
①カバーの開け方やフィルターの取り外し方
カバーの開け方が分からず、無理矢理動かした結果壊してしまう方もおります。動かない場合や、開け方・外し方の分からない場合は作業を中断しましょう。
どこまで掃除していいのか分からない
この場合も、余計なところは触らずに掃除を終わらせましょう。エアコンは繊細な機械です。扱いによっては思いもよらぬ故障の仕方をします。
上記のような場合や、部屋の養生が自分では難しい場合は業者を頼りましょう。
街の修理屋さんでも熱交換器クリーニングは承っております。お気軽にご連絡ください。
自動洗浄の注意点
稼働時や、運転停止時に自動洗浄する機能の搭載されたエアコンもあります。
自動洗浄機能は便利ですが、この機能があれば必ずしも掃除をしなくて良いという訳ではありません。
たとえば、フィルター掃除機能しか搭載されていないエアコンの場合は内部掃除が必要です。熱交換器を含めたエアコンの内部クリーニングを1年に1回以上は行いましょう。
熱交換器の自動掃除機能が搭載されているエアコンの場合、ある程度掃除の頻度は減らせるでしょう。しかし、ダストボックスにホコリやごみが溜まるため、定期的な掃除は必要です。
掃除の方法が分からない場合や、必要なのか判断がつかない場合は業者に点検を依頼しましょう。
街の修理屋さんではエアコンクリーニングもお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日にお近くの作業員が向かいます。年中無休で対応しておりますので、平日はお仕事が忙しい方も休日にご連絡が可能です。エアコンの熱交換器クリーニングは、税込み5,500円より受け承っております。お見積り・ご相談も無料で対応しております。興味のある方はお電話やメールでお問い合わせくださいね。お待ちしております。
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