玄関チャイムが鳴らない時はこうだ!電池切れかインターホン交換の判断方法
来客や荷物の配達を知らせる玄関のインターホン。家にいたはずなのに、なぜかポストに不在票が入っており、そのとき初めてチャイムが鳴っていないことに気づく人も多いのではないでしょうか。
しかし一口に「チャイムが鳴らなくなった」と言っても、考えられる原因はさまざま。インターホンが壊れたと思っていても、実は少し確認するだけで復活することもあるのです。
この記事では、故障したインターホンの直し方を探している人へ向けて、玄関チャイムが鳴らなくなってしまったときに考えられる原因と、電池の交換方法などをご紹介します。
それでは順番に見ていきましょう。
チャイムが鳴らない?インターホンが壊れた
インターホンのチャイムが鳴らないときや、相手の声がしっかり聞こえない、あるいはこちらの声が相手に届かないときなどは、まず一番に故障を疑いますよね。
実際に交換が必要な故障もあるのですが、実はそれ以外に考えられる原因が4つあります。
電池切れ
1つ目の要因は、インターホンの親機と子機のどちらか、あるいはその両方の電池がなくなった可能性です。インターホンには、電力をコンセントや電線から直接供給しているもののほかに、電池で動かしているものもあることをご存知でしょうか。電池式の寿命は一般的に約1年程度と言われており、早いスパンでの交換が必要になります。
受話器が外れている
前回インターホンを取った際に、受話器をしっかり戻し忘れた可能性もあります。受話器が浮いたり外れたりしたまま放置しておくと、ずっと通話中の扱いとなり、チャイムを押しても鳴らない場合があります。
故障
インターホンの寿命はおよそ10年と言われています。そのため、設置して年数が経っている場合は、本体の故障が考えられるでしょう。また、私たちの見えないところで、配線が腐食したり断線していたりする可能性もあります。
停電
室内の電気に異常がなくても、インターホンだけが停電しているケースもあります。実際に、インターホンに繋がるブレーカーのみが落ちていたという症例もあるとのこと。ブレーカーが作動する原因に思い当たる点がない場合は、配線トラブルや漏電などが起きている可能性があるので、注意しましょう。
トラブルの解消方法
上記で説明したインターホンのトラブルには、自分で簡単に直せるものと、業者に頼まなければ難しいものまであります。それでは自分でできる対象方法から順番に確認してみましょう。
電池交換は3ステップ
電池式のインターホンは、以下の3ステップで簡単に電池を交換できます。
・ネジを外す
・カバーを外す
・電池を交換する
電池を交換する際は、感電しないよう注意してくださいね。
また電池はすべて同時に取り替えること、同じ種類の電池を使用することを心掛けるようにしましょう。電池が減るスピードや電池残量の違うものを混ぜて使うと、思わぬ電気トラブルに発展する可能性があります。
停電の場合
安全ブレーカーが落ちている場合は、ほかの家電のコンセントを抜くなどして、電流の量に余裕を持たせます。1つの安全ブレーカーで流れる電流(アンペア数)は決まっているため、家電の数を減らさないまま使うと、また同じ条件になったときに停電を繰り返してしまいます。
家自体が停電しているときは、電力供給が復旧しないことには仕方ありません。通常の停電対処と同じように、電化製品の電源プラグを抜くなどの対処をして、復旧を待ちましょう。
ブレーカーやコンセントに漏電した形跡が見られる場合や、原因がわからない場合は、業者に相談してみることをおすすめします。
配線トラブル
配線に異常が起きている場合、むやみに触っては感電や怪我などに繋がってしまうかもしれません。また配線の修理は、電池交換とは違い、「電気工事士」の資格が必要になります。資格や経験のない人は自分で直そうとせず、電気工事専門の業者へ速やかに連絡しましょう。
インターホン故障
インターホンの寿命はおよそ10年です。そのため家を建ててから十数年近く経つ場合、経年劣化により故障してしまった可能性もあります。その場合は、修理ではなく新品に交換することになります。インターホンは種類によって値段にかなり幅があるので、現在使用している型番をチェックしてみてくださいね。
インターホン交換の方法
最後にインターホンの交換方法をご紹介します。
自分で交換する
はじめに自分で交換する場合の手順です。
現在電源プラグ式のインターホンを使っている場合、必要な作業はインターホンの親機と子機を取り替えるのみとなります。
また電池式のインターホンの場合で、近くにコンセントがある場合、定期的な電池交換が必要ないコンセント式に交換するのもよいかもしれません。
しかし下記に当てはまるケースでは、配線工事を伴いますので、業者に依頼することをおすすめします。
・チャイムからインターホンへ交換
・インターホンの子機が特殊な形をしている
業者に依頼する
配線工事を伴う場合や、新しいインターホン取付作業に自身がない人は、業者に依頼しましょう。業者に依頼する際の作業費は、およそ5,000~60,000円となります。実際にどれくらい費用がかかるかは、現在使っているインターホンの種類と、付け替えるインターホンの種類によって異なります。そのため工事を依頼する前に、業者に現地調査や見積もりをしてもらいましょう。
業者に依頼した事例
panasonicの「VL-A457SAK」の事例です。
神奈川県小田原市のお客様からのご依頼で、修理に伺いました。見たところ、親機が受話器になっているタイプのインターホンです。お客様に聞きますと、お家を建てた15年位前から使っているとのことでした。
本体自体には、問題はありませんでしたが、裏の配線の接続が壊れていました。そのため、配線の歳接続を行ったところ、無事に復旧。本体をそのまま使えるようになり、お客様は喜んでくださいました。
このように、インターホンは10~15年で寿命になる事が多いものですが、本体ではなく、配線が問題になっていることはよくあります。
しかし、専門家でないと、詳しい原因はわからないものです。もしかしたら、故障かもしれないと思ったら、素人判断せずに専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者であれば、すぐに原因を突き止められます。
インターホンでお困りなら街の修理屋さんへ
街の修理屋さんでは、インターホンの交換作業をお受けしています。
配線工事だけでなく機器を取り替える作業も、大切な家の壁や床を汚す心配なく、丁寧に作業いたします。
また、街の修理屋さんでは、インターホン不調の原因になりやすい配線チェックも行います。ご自身ではなかなかできないことなので、ぜひともご依頼ください。
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「宅配便やお客様が多いため、画像が映らないと不安」
といったお困り事にもお応えできるように、迅速に対応いたします。
さらに、街の修理屋さんでは、工事前に無料で見積もり・ご相談を受けておりますので、インターホンについて気になることがあれば気軽にご相談くださいね。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。