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コンセント増設の種類と方法!費用相場や注意点を解説

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「新しく家電を買ったけれども家のコンセントが遠くて使えない」「コンセントの差込口が足りなくてタコ足配線状態で使用している」など、コンセントでお困りの人は多いはず。

たこ足配線や延長コードの使用では、一か所に大きな負荷がかかるためブレーカーが落ちやすくなる他、コードに足を引っかけてしまうなどデメリットが多くあります。

そんな時におすすめなのがコンセント増設です。この記事では、コンセント増設の種類や方法などのお役立ち情報を解説していきます!コンセント増設工事の注意点や想定される事故、コンセントの使用容量についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

コンセント増設が必要になる場面

イメージ写真
  • テレビのアンテナ専用コンセントが欲しい。
  • エアコンを設置したいがコンセントのボルト数が足りない。
  • 新しい家電を購入したが設置場所にコンセントがない。
  • たこ足配線状態になってしまっている。
  • ウォッシュレットを設置したい。
  • 専用回路が必要な家電を購入した。
  • EVを購入したので屋外に充電用コンセントが欲しい。

などなど。生活の様々なところでコンセントの増設をしたくなる場面があるとおもいます。

実はコンセントは、使用目的や用途によって、適した増設方法が異なります。次はコンセント増設の種類を解説していきます。

コンセント増設の種類

コンセントを新規増設する

コンセントを新規増設する

新規増設の場合は、分電盤から配線を引く方法と既存のコンセントから分岐させる方法の二種類があります。コンセントの使用目的や増設したい部屋の間取りによって、どちらの増設方法がいいのかも変わってきます。

新規増設が望ましい場合

  • 新しい家電を購入したが設置場所にコンセントがない。
  • ウォッシュレットを設置したい。
  • 専用回路が必要な家電を購入した。
  • EVを購入したので屋外に充電用コンセントが欲しい。

コンセントの差込口を増設する

コンセントの差込口を増設する

コンセントの差込口を増やす場合は、元から配線がある為あまり時間もかからず費用も数千円~数万円程度です。しかし、電力消費の大きい家電を使用する場合は分電盤から配線を新しく引いての増設になる為、費用が通常に比べて高くなってしまいます。

差込口の増設が望ましい場合

  • たこ足配線状態になってしまっている。

コンセントのボルト数変更をする

コンセントのボルト数変更をする

コンセントのボルト数のみの変更は分電盤から変更可能になっています。そのため増設工事は必要ありません。分電盤の型が古い、経年劣化がひどい場合は分電盤への修理・交換等の工事が必要になる為、その分の修理費用が多くかかってしまいます。

ボルト数変更が望ましい場合

  • エアコンを設置したいがコンセントのボルト数が足りない。

このようにコンセントの増設方法にはいくつかの種類があります。増設するコンセントの使用目的や、場所によって適切なコンセント増設方法を選ばなければなりません。増設前に確認しましょう。

コンセント増設の注意点と方法

新規増設なら分電盤の空きをチェック

新規増設なら分電盤の空きをチェック

分電盤とは、家の電気を一つにまとめて管理している箱のようなものです。分電盤の中にはブレーカーが複数個入っており、契約量以上の通電があった時、漏電が起こった時に電流を遮断してくれます。

既設コンセントからの分岐なら問題はありません。しかし新規でコンセントを増設する際、分電盤の電気許容に空きがないと、分電盤自体を交換しないとコンセントの増設ができません

空き状況はとても簡単に確認できます。

分電盤を開けた際に、安全ブレーカー(写真の右側に複数個並んである小さなブレーカーのこと)に配線がつながっていない。または安全ブレーカーを設置できるスペースが有る場合は、電気許容に空きがあります。

増設工事には資格が必要

コンセントの増設工事は電気工事に分類されます。電気工事は工事士資格を持っていないと行うことができないという決まりがあるためDIYは不可能です。もし自力でやって失敗すると大変なので、業者に依頼して増設してもらうのが一般的です。

増設の方法

コンセントの増設方法は大きく分けて二つあり、一つは露出型、もう一つは隠蔽型です。下記の説明を参考に、どちらの増設方法が自分の目的や希望にかなっているかじっくり考えましょう。

露出型

コンセントの増設方法【露出型】

露出型はその名の通りコンセントの配線を隠さないで増設する方法のことを指します。露出配線の特徴は配線を隠さないため好きな場所にコンセントを増設することができるという点です。
しかし、写真のように配線とコンセントボックスが丸見えで見栄えが悪いため、部屋の雰囲気を損なってしまう恐れがあります。

隠蔽型

コンセントの増設方法【隠蔽型】

隠蔽型はコンセントの配線を壁の中などに通すことで配線を目立たせずにコンセントを増設することができる配線方法です。一般的なコンセントはこのタイプが多く、特徴は配線が見えないため部屋の景観を損なわないことです
ですが、部屋の構造や壁の配線に左右されることから設置場所の融通が利きません。その他にも、壁に穴をあけての作業や補修の費用も含めて余分に費用がかさんでしまいます。

増設にかかる費用相場と所要時間

費用相場

コンセント増設の費用相場は工事の内容によって少しずつ変わってきます。差込口の増設はおよそ5,000円~、コンセントのボルト数の変更は6,000円~、既存配線からの分岐増設はおよそ12,000円~、分電盤からの配線接続は16,000円~という価格設定が多いです。

ですがあくまでこれは相場です。追加で工事や修理、部品などが必要となるとまた価格が前後します。

工事にかかる時間の目安

工事時間は差込口の増設で30分~1時間程度、分岐増設・新規増設・ボルト変更は1時間~2時間程度が目安になります。こちらもあくまで目安なので、分電盤の劣化が激しい場合や他の工事が必要になる場合にはその分の時間も加算されます。

コンセント増設の際に考えられる事故

コンセント増設の際に考えられる事故

コンセントの増設は前述したとおり電気工事に分類されます。そのため、知識を持って作業しないと、事故やけがの原因になってしまいます。

転落によるけが

作業する場所が高所であったりすると、作業時の転落も考えられます。また、狭い場所での作業はけがをしてしまうことも考えられるので注意しましょう。

感電による事故

コンセント増設は電気配線を触る工事になる為、もちろんブレーカーを落としてからの作業になります。ですが、それを知らずに素人が作業してしまうとショートしてしまい、感電事故などにつながる恐れがあります

漏電トラブル

電気配線がむき出しになっていたり、水濡れしやすい場所にあるとショートや漏電の大きな原因になります。そのため、施工後にはしっかりと配線の処理をしなければなりません。漏電は火災の原因にもなるので特に注意しましょう。

コンセントの使用容量とは?

コンセントには使用容量があります。使用容量を超えて利用すると、ブレーカーが落ちたり火災の原因になったりすることもあるので注意が必要です。
意外と、家庭のコンセントの使用容量を正しく把握して、電気を使用している方は少ないのではないでしょうか。コンセント増設の際に考えられる事故を防ぐためにも、今一度、コンセントの使用容量を確認し、使用できる家電を適切に配置しましょう。そうすることで、安全かつ快適に電気を使用することができるようになります。
電気を安全に使うために知っておいて損はない情報です。ぜひ、これを読んで頭の中にインプットしておきましょう。

コンセントの電流は一か所に15A

基本的に、コンセントの電流は一か所につき15Aです。

一般の家庭の電圧は100Vなので、A(15)×V(100)=1500Wとなり、一か所のコンセントで合計して1500Wまで使うことができます。

コンセントには複数の回路が繋がっているため、同時に複数の家電製品を使用する場合は、各コンセントの回路を確認するようにしましょう。
一般的なブレーカーを20Aとしたとき、一つの回路で使用できる電気は2000Wまでです。これは、A(20)×V(100)=2000Wという計算になります。そのため、それぞれのコンセントの回路と家電製品の消費電力のバランスに気を付けましょう。正しくバランスを取ることで、ブレーカーが落ちてしまうことを防げます。

家庭で同時に流すことのできる電流の大きさを決めることができる契約アンペアがあります。1年間を通して、1日のうち1度に最も電気を使用する時間をもとに決めることがおすすめです。使用量に合わせて契約アンペアを決めることで、節電になりますし節約にも繋がるでしょう。

タコ足配線を使うときの注意点

コンセントが足りない時に便利なのが、タコ足配線です。コンセントより多くの家電を繋ぐことができるので、便利でどの家庭にもあるのではないでしょうか。とても便利で使い勝手のいいアイテムですが、使用する際には注意が必要です。間違った使い方をしてしまうと、火災などを引き起こしてしまう可能性もあるので、今一度使い方は確認しておきましょう。

使用容量を超えないようにする

先ほど、A(15)×V(100)=1500Wの計算式で表したように、1500Wというのは、一か所のコンセントで使うことのできる限界になります。

たこ足配線の場合も、見た目上は使える回線が増えていますが、限界値は1500wのままです。そのため、1500Wに収まるように繋ぐものを選ぶ必要があります。差し込み口がたくさんあるので、つい限界も増えているように思えるものです。使用容量を超えないように気を付けて使用しましょう。

トラッキング現象に気を付ける

タコ足配線で使用容量を超えてしまうと、過熱によって火災に発展してしまうこともあるので注意が必要です。それ以外にも、コンセントの差し込み口にほこりがたまってしまうと、そのほこりに湿気などが原因で水分がついて、水分に電気が流れてしまい発火することがあります。

発火した炎がほこりに着火してしまうと、火災に繋がるトラッキング現象という現象も起こります。もちろん、タコ足配線に限ったことではなく、普通のコンセントでも起こることですが、タコ足配線はより一層トラッキング現象が起こりやすいので注意が必要です。

タコ足配線を安全に使うためには、1500Wという使用容量をしっかりと守ることが大切になります。また、ほこりと水の付着を防ぐことや、コードのねじれを放置しないことも大切です。タコ足配線を使用する場合はこれらを守って安全に使いましょう。

コンセント増設はDIYせずに業者に依頼しよう

コンセント増設はDIYせずに業者に依頼しよう

今回の記事で解説したように、コンセント増設は注意点や失敗した際のリスクがとても大きいため、自力では行わずに資格を持った電気工事業者に依頼するようにしましょう
コンセントの差し込み口が足りないときは、タコ足配線を使うという方法が一般的です。しかし、実際の使用容量が増えるわけではなく、知識がない状態で使っていると事故の元にもなりますから、コンセントの増設も検討してください。

街の修理屋さんでは、コンセントの増設工事依頼をお受けしております。
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街の修理屋さんは費用もリーズナブルですし、見積もりについては無料です。ぜひ、今コンセント関連で気になることがありましたら、まずは相談をしてみてはいかがでしょうか。
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