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猛暑に起こるエアコントラブル!冷房が効かない?冷えない原因と対策

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「エアコンをつけたのに冷えない……」「動いているけど風がぬるい」

暑くなり始めると、そんなエアコンのお悩みは増えるものです。

しかし、いくら不調とはいえ高価なエアコンを簡単には買い替えられないもの……

そこで今回は、以下の内容を解説させていただきますね。

  • エアコンが効かない原因
  • 買い替えか修理か、それぞれの対策
  • 部屋を冷やす方法

簡単なお手入れから業者に頼るべき内容、買い替えが必要か否かまで、すべて解説します。

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンのトラブル解決に役立ててくださいね。

エアコンが効かない原因

夏の暑い日、アスファルトの照り返しにも負けずに帰ってきた自宅はエアコンで快適空間になっていてほしいところですよね。

しかし、暑さが増すほどエアコントラブルも比例するように増えていくものです。

エアコンのトラブルは、大きく分けて6つの原因があります。

  • 本体やリモコンの操作ミス
  • エアコン自体の能力不足
  • 汚れなどの手入れ不足
  • 設置位置の問題
  • 環境が過酷
  • 故障

これら主な原因について解説していきます。

本体やリモコンの操作ミス

エアコントラブルで最も多い原因がこちらです。

暑い時期ですので、ついぼんやりしてしまうが故に起こる事故とも言えます。

  • エアコン本体のコンセントが抜けている
  • エアコンの電源が切れている
  • ブレーカーが落ちている
  • リモコンの電池が切れている
  • リモコンの電池を逆向きに入れている
  • 冷房のつもりが『暖房』で運転していた
  • 室外機にカバーをかけたまま運転していた

特に多い原因は、上記の7点です。

「エアコンが壊れてしまった」と慌てている時や、ショックが大きい時ほど操作ミスや普段なら見落とさないことも見逃してしまうものです。

まずは落ち着いて、上記を確認してみましょう。

また、エアコン本体の設定によって冷えづらくなっていることもあります。

下記3点も、不具合の原因でよくある内容です。

  • 設定温度が高い
  • 節電機能が作動している
  • 風量が弱い

設定温度が高い場合、エアコンをつけてすぐに設定温度が室温に近づきます。その結果、運転が抑制されていることもあります。

この場合は、設定温度を下げることで再び冷えた風が出ます。

節電機能につきましては、エアコンそれぞれ設定も機能も異なります。

一定時間稼働したら自動的に冷房が停止されるものもありますので、ご使用のエアコンの設定をご確認いただく事で解決することも多いです。

節電や、エアコン稼働音が気になる等の理由で『微風』『弱風』の設定にて運転する方も多いでしょう。

しかし、風量が弱いと冷房効率は下がります。

風量を自動調整する設定に変更するか、強風設定いただくと良いでしょう。

強風設定では風や音が気になる場合は、部屋が冷えた後に風量を弱めれば問題ありません。

エアコン自体の能力不足 

エアコンにはそれぞれ能力があります。

例えば、6畳用のエアコンで10畳以上の広さのある部屋を冷やそうとしても中々冷えません。

これは、エアコンの調子が悪いのではなく、能力を発揮できる空間で活躍できていない状態です。

木造住宅は、鉄筋製の建物よりも密閉度が低いためエアコンの冷房効率も低下します。

そのため、同じ8畳の部屋で6~10畳用エアコンを使用した場合でも

  • 鉄筋コンクリート造の洋室は問題ない
  • 木造住宅の和室は出力が足りず冷えない

となります。

広さだけではなく高さも影響します。

例えば、天井の高いロフト付きの部屋の場合、冷房がロフト部分まで届かないこともあります。

汚れなどの手入れ不足

長く使用していると、エアコンの内部も室外機も汚れが蓄積されていきます。

溜まった汚れやホコリによって空気の流れが阻害され、冷房効率が下がるため

  • 室温がなかなか冷えない
  • 冷たい風が出ない

といったトラブルが発生します。

この汚れを掃除することで冷房効率が上がるだけではなく、ニオイや結露の防止にもなります。

室外機の汚れ

室外機を庭に設置している場合、室外機の周りの草が成長しツタが巻き付くことで排熱を阻害することがあります。

室外機の中にゴミや虫が入り込んでいることもあります。

ごみを取り除き、濡れた雑巾と洗剤で掃除するだけでも見違えるほどキレイになるうえ、排熱がスムーズになるため節電にもなります。

また、土ぼこりや雑草にまみれてしまう位置に室外機が設置されている場合は室外機を移動させましょう。排熱を阻害する荷物のある場所では逆効果ですが、排熱も問題なくごみも入らない場所の方が室外機の寿命も延びます。

フィルターの汚れ

エアコンのフィルターにホコリが溜まり、冷暖房の効果が下がっていることもあります。一度フィルターの掃除を行うことで改善することもあります。

外したフィルターのホコリを掃除機で吸い取り、水洗いするだけでフィルターは簡単にキレイになります。

熱交換器の汚れ

熱交換器は冷やした風を運ぶのに重要なパーツですが、同時に汚れやすい部分でもあります。

この熱交換器が汚れてしまうと、空気の流れを阻んでしまうため冷房の効きが悪くなります。そのため、こまめな掃除が重要です。

なお、エアコン用のスプレー洗剤で簡単に掃除ができます。

設置位置の問題

カーテンや家具など、エアコンから吹き出す冷たい風を遮るものがあると部屋が上手く冷えません。

エアコンの設置位置を動かすことはできないので、家具やカーテンなどの位置を動かし風が室内を廻るようにしましょう。

また、エアコンから出た風が吹き出し口へ跳ね返る状況は、部分的な過冷却となるため結露の原因のひとつです。

結露から生じた水漏れが、エアコン下の家具を濡らし、カビや腐食に至る可能性もあります。

早急な改善が望ましいでしょう。

また、エアコンの風向きも確認してください。下を向いていると、冷たい空気が床付近に溜まってしまい、部屋全体は涼しくなりません

一方向に向けるよりも、自動で風向きが変わる自動運転で空気を循環させると、より効果的です。

環境が過酷

温度が上がりやすい環境は、冷房効率は下がります。

例えば

  • 部屋の窓が大きい・多い・日当たりが良い
  • 部屋にカーテンやブラインドが無い
  • 室外機に直射日光が当たる
  • エアコンから室外機への距離が遠い

これらの条件下では室温や室外機の温度が上がりやすくなります。そのため、室温を下げるエネルギーが多く必要になります。

室外機

エアコンから室外機への距離が遠い場合、設置時には距離に応じて冷媒ガスを追加充填します。しかし、その距離が規定距離を超えると充填しても間に合わないため冷房効率が下がります。

本来、エアコンと室外機の距離は離れすぎないよう規定があります。

  • 一般ルームエアコン:15メートルまで
  • 業務用エアコン:30メートルまで
  • 工場用エアコン:90メートルまで

ただし、エアコンの種類によっては延長できるタイプもあります。その場合は

  • 一般ルームエアコン:20メートルまで
  • 業務用エアコン:75メートルまで
  • 工場用エアコン:160メートルまで

と定められています。この規定を超えると冷媒が機能しなくなるため、室外機の再設置と配管の工事が必要になります。

故障

操作ミスや手入れ不足、能力不足、設置位置や環境に問題が無いもののエアコンが冷えない場合は、故障が考えられます。

  • 冷媒ガス不足やガス漏れ
  • サーミスタ等の温度センサー故障
  • コンプレッサー等の部品故障
  • 室外機の故障
  • 本体の経年劣化

これらの場合、業者による修理かエアコンそのものを買い替える対応となります。

対策

エアコンが冷えないトラブルは、原因が様々です。

対策としては、大きく分けて4つあります。

  1. 使用環境に合わせたエアコンを購入する
  2. 室内環境やエアコン・室外機の環境を整える
  3. 業者へ修理依頼
  4. 買い替える

エアコンの選び方

エアコンを買い替える場合や、新たに設置する場合の注意点です。

部屋の広さや高さに合わせた出力能力のあるエアコンを選びますと、中々部屋が冷えないといったトラブルを回避できます。常にフル出力で運転する必要もなくなりますので、節電にもなります。

また、こまめなフィルター掃除が難しい場合は自動掃除機能のついたエアコンを選ぶと良いでしょう。後々のランニングコスト削減になります。

環境を整える

室内や室外機の設置環境、エアコン内部の掃除は、他の対策に比べ費用面で負担の少ない対策です。

  • フィルターなどエアコン内部の掃除
  • 室外機を日陰に置く
  • カーテン・ブラインドを閉める。遮光遮熱のカーテンに替える
  • すだれなどで、窓の外に日よけを作る

これらの対策は、エアコンの買い替え等に比べ安価に対応が可能です。

室外機が固定されている場合など、移動が難しい場合には業者へ依頼すると良いでしょう。

業者へ修理依頼

フィルター掃除など、個人で対応できるものは個人で対応した方が早い場合もあります。

ですが、故障など個人で対応しきるには荷が重いトラブルもあります。

下記の場合は業者へ対応依頼しましょう。

  • サーミスタ等の温度センサー故障
  • コンプレッサー等の部品故障
  • 室外機の故障が疑われる

また、下記の場合は個人での対応も可能ですが極力業者へ依頼しましょう。

  • 冷媒ガス不足
  • 冷媒ガス漏れ

通常、冷媒ガスは減ることがありませんので補充の必要性もありません。

しかし、何らかの原因で冷媒ガスが漏れ出てしまうことで冷媒ガス不足による冷却不足のトラブルが発生します。

つまり、冷媒ガス不足と原因が判明しても、根本的な原因である『冷媒ガス漏れ』に対応しない限りガスは不足し続けます。

冷媒ガスそのものは、ホームセンター等で購入もでき、充填方法も調べればすぐに分かります。

しかし、ガス漏れ原因については業者へ依頼し調査と修理を依頼する必要があります。

ガス充填の際はガスの種類を確認したうえで、必要量を計測しながら慎重に作業しなければなりません。

ガスの種類や量を誤ると、エアコンの故障に繋がるだけではなく、火災や爆発などの事故が発生する危険性もあります。

街の修理屋さんでは、冷媒ガスの充填作業を税込み5,500円~承っております。

市販の冷媒ガスを購入して補充する際、ガス自体の購入金額は14,000円前後です。

金額的に差は少ないどころか安価で、かつご自身で作業するより安全スピーディーな対応です。ぜひ一度ご相談ください

買い替える

メーカーや機種によって異なりますが、メーカーが推奨するエアコンの標準使用年数は基本的に10年です。

そのため、修理箇所が複数あり、購入から10年以上経っているエアコンは買い替えた方が経済的です。

エアコンそのものは、10年を超えて使用できるものが多いです。

しかし、メーカーの推奨が10年である以上、メーカーが保管しているエアコンのパーツなどは10年しか保存していない可能性があります。

したがって、10年を過ぎると故障した際の交換用パーツが見つからない可能性もあります。

いざ使いたいときに故障し、パーツを交換すれば直るのに「このパーツは生産終了品なので交換用パーツがありません。故に修理できません」と返答されてしまうと困りますよね。修理不能だからと、急に新品のエアコン購入に踏み切るのは、修理費用と購入価格の差額を考えると難しいでしょう。

エアコンが使えるようになるまでの間、暑さをしのぐ方法

冒頭で述べたように、急に暑くなるとエアコントラブルは急増します。

それに伴い、設置工事件数も急増するため、思っていたよりも設置や修理に時間がかかる……なんてこともあるかもしれません。

そこで、修理や買い替えたエアコンの設置工事が完了するまでの期間、暑さを一時的にしのぐ方法をご紹介します。

  • サーキュレーターで部屋の空気を循環させる
  • 窓を開けて換気する
  • カーテンを閉める

窓を開けた換気と、サーキューレーターの使用で空気を循環させると良いでしょう。風を感じると体感的に涼しいため、効果的です。

カーテンを閉めると直射日光を遮るので、室温の上昇を抑えます。

カーテンそのものが遮光カーテンや、遮熱効果のあるものですと、さらに室温の上昇がおさえられます。

ただし、これらは急場しのぎにはなるものの、真夏の熱帯夜を超えるには心許ない手段です。

特に、ペットや小さなお子様のいる家庭ですと熱中症の危険があります。

「エアコンの調子が悪いな」と感じたら、早めの点検依頼をおすすめします。

街の修理屋さんではエアコンの点検もお受けしています。

全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日にお近くの作業員が向かいます。

年中無休で対応しておりますので、平日はお仕事が忙しい方も休日にご連絡が可能です。エアコン点検は、税込み5,500円より受け承っております。

お見積り・ご相談も無料で対応しております。興味のある方はお電話やメールでお問い合わせくださいね。お待ちしております。

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