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ブレーカーと分電盤の交換について徹底解説【方法や費用も紹介】

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どこの家にも必ずあるブレーカーと分電盤ですが、時と場合によって交換が必要になることがあることをご存知でしょうか?
例えば、消費電力量が増えたときは、専用回路を増設しなければなりません。そのためブレーカーや分電盤の交換が必要になることがあります。

この記事では、以下の内容についてご説明していきます。
・ブレーカーと分電盤の種類と特徴
・ブレーカーや分電盤を交換するタイミング
・ブレーカーを交換する方法や費用

分電盤から異音がしたり、火花が出ているなどの故障や修理などで、ブレーカーや分電盤を交換するのにお急ぎの方は一度『街の修理屋さん』からお気軽にご相談下さい。

ブレーカーと分電盤

ブレーカーは契約数以上に電流が流れた時や漏電の際に電流を遮断するための装置です。
一方、分電盤はそのブレーカーを収めたボックスのことを指します。

まずはブレーカーと分電盤とはどんなものか、役割や特徴についてご説明していきます。

ブレーカーと仕組みについて

ブレーカーには3種類あり、正面左からアンペアブレーカー・漏電ブレーカー・安全ブレーカーと呼ばれています。
分電盤の中にまとめられているため見分けがつきにくいですが、全く異なる性質をもっているため、基礎知識として違いを知っておくと良いです。

アンペアブレーカー

電力を各世帯に供給する電力会社によって取り付けられているブレーカーで、「サービスブレーカー」「契約ブレーカー」とも呼ばれます。

電力会社と契約したアンペア容量を超えた電流(過電流)が流れたときに、電気の供給を止めるリミッターの役割を果たすものです。

契約アンペア数はブレーカーの上下に大きく「30A」などと記載されています。
関西電力や中国電力、四国電力、沖縄電力など地域によって設置されないこともあります。

漏電ブレーカー

主に主幹ブレーカーとして、家電製品や配線などの漏電を検知し、電気を遮断する装置が漏電ブレーカーです。「漏電遮断器」とも呼ばれます。

アンペアブレーカーを設置しない電力会社では、漏電ブレーカーがアンペアブレーカーとしての機能も持っています。
その場合、使用される機器は過電流が流れたときには漏電ブレーカーが落ちるような仕組みになっています。

安全ブレーカー

主に分岐ブレーカーとして、家の各部屋や家電製品ごとの専用回路に取り付けられているブレーカーです。「配線用遮断器」とも呼ばれます。
専用回路ごとに電気の容量が決まっており、過電流が流れたり機器が故障したりすると電気が自動的に遮断される仕組みになっています。

分電盤とはどこのことを指すのか?

3つのブレーカーをひとつにまとめたボックスが分電盤です。家やマンションの玄関あるいは屋外に取り付けられているのが一般的です。

分電盤は住宅に供給された電気を、必要な場所に振り分ける役割を果たしています。分岐されていることで、万が一ある回路でトラブルが生じてもほかの回路の機器を保護することが可能なのです。

例えば、エアコンと照明を別の回路にしておけば、エアコンのブレーカーが落ちても部屋の照明が消えることはありません。

交換にかかる費用

交換にかかる費用

分電盤の交換に必要な交換費用っていくら?

ブレーカーや分電盤の交換には、3つのブレーカーの本体代と分電盤の本体代、工事の技術料などが必要になります。

一部のブレーカーの故障などで交換する場合、1万円程度で済むケースもありますが、もし、寿命などで中のブレーカー全部と分電盤をすべて交換する場合、数万円かかると考えておきましょう。

その内訳の相場は以下のようになります。

  • 分電盤本体 2万円~
  • 分電盤取替工事費 2万円~
  • 漏電ブレーカー本体 3,000円~
  • 安全ブレーカー本体 1,000円~
  • ブレーカー取替工事費 8,000円~(×2)
  • 処分費 2,000円~

古い分電盤は、寿命を過ぎると故障する可能性が比較的高くなります。分電盤から明らかに火花が出ていたり、異臭や異音がする際は無理にブレーカーを上げようとせず、早めに専門業者に対応をお願いするようにしましょう。

ブレーカーや分電盤の交換を検討している方は、資格を持った作業員のいる専門業者にお願いして交換をしてもらいましょう。

また、「家電を買ったら分電盤に専用回路が必要と言われた」「分電盤が寿命なので新しいものがほしいけどどの種類がいいか分からない」など分電盤やブレーカーに関する疑問点や、簡単な質問などにもお答え致しますので一度『街の修理屋さん』にお気軽にご相談下さい。

ブレーカーや分電盤を交換するタイミング

分電盤に不具合が生じた時や寿命、電圧の変更など様々な理由で分電盤の交換が必要になるときがあります。
ここでは、ブレーカーや分電盤を交換するタイミングを具体的に解説していきます。

  • 分電盤の発熱
  • 分電盤から『ジージー』などの異音が聞こえる
  • 破損や焦げがある
  • 家電を触って電流が流れたような感覚がある
  • テレビの画面が乱れる
  • 寿命が来ていない電球が点滅している
  • いつもより電気代が急に上がっている

分電盤を交換するタイミングがあるとすると、上記のような状態になっている場合です。他に交換するタイミングがあるとすればどのような場合が挙げられるのでしょうか。

分電盤の寿命や劣化によっての交換

分電盤の寿命は13年程度です。
寿命を過ぎたらいつ壊れてもおかしくないので早めの交換が必要になります。また、取り付けから13年を大きく過ぎている古い分電盤を使用している場合も、早めに交換することが望ましいです。

そのまま使い続けると、漏電やショートによる火災の原因にもなり大変危険です。劣化が著しくなると、ブレーカーが勝手に落ちる頻度も上がるので使用中の家電にもダメージを与える可能性もあります。
分電盤が発熱している、異音がする、破損や焦げがみられるなどの症状がみられるときは故障が近いと判断して良いでしょう。

古くなった分電盤が原因で家電が壊れるといった事例もあるため、 長期間の使用は避けるべきでしょう。

分電盤の寿命や劣化以外で交換になるケースもある

電圧を変更したい

日本の電圧は100Vが基準となっています。
しかしながら、最近ではよりパワフルな稼働を可能にするため、エアコンや電子レンジなどで200Vの家電製品も出てきています。

現在の家の電圧が100Vの場合、200Vの機器を使用するためにはコンセントの電圧変更が必要です。
そして、電圧変更をするにはブレーカーの切替工事や交換工事、分電盤の交換が必要になります。

消費電力の大きい家電を使いたい

エアコンや洗濯機など消費電力の大きい家電には専用回路が必要です。専用回路とは、『エアコン用』や『洗濯機用』など、各消費電力の大きい家電のためにできている設備ごとの電気回路のことです。基本的な専用回路は20Vまでになっています。そのため消費電力が1000Wを超える以下の家電の場合は、専用回路が必要になってきます。

  • エアコン
  • 電子レンジ
  • 浴室乾燥換気扇
  • IHクッキングヒーター
  • 食洗器
  • 洗濯機 etc…
分電盤の外にさらに増設された分電盤

消費電力の大きな家電を増設する際に、空いたブレーカーがあれば専用回路として使用することが可能ですが、なければ分電盤の交換が必要になることがあります。空きスペースが無いと小さい分電盤を現在ある分電盤の外側に増設するような形にする場合もあります。そのため消費電力の多い家電を使う頻度が高いのであれば、これをきっかけにまるごと分電盤を交換するほうが良いでしょう。

分電盤を交換する方法について

ブレーカーや分電盤の交換はどうする?

交換するには、基本的に専門業者にお願いする必要があります。一般の方が自分で分電盤の交換をすることはできません。『電気工事士』の資格を持った専門業者にお願いするようにしましょう。まれに資格を持っていない専門業者だったという場合もありますので、その際は依頼を出す前に確認をとるようにしましょう。

知識があったとしても資格を持っていない方が、電気工事を行うのは禁止されています。設置方法また配線方法を間違えれば、感電や分電盤の故障だけでなく、最悪の場合は火災にも繋がることがあります。

弊社『街の修理屋さん』では、資格を持った作業員が対応致しますので安心してお任せ下さい。また分電盤やブレーカーについて分からないことがあった場合でもご質問いただければお答え致しますのでお気軽にご相談下さい。

交換工事依頼の際に注意

実際に交換工事を業者に頼むときに注意することをいくつか挙げていきます。

分電盤の選び方

家の広さや部屋の数、電機機器の数に応じて必要な専用回路の数も異なります。

専用回路が少なすぎると、ブレーカーがすぐ落ちたり壊れたりし、再交換が必要になってしまうでしょう。各家庭に必要な電力、そして電気会社と契約しているアンペア数などを総合的に判断して慎重に分電盤を選ばなければなりません。

例えば、電力会社と20Aで契約している場合、一つの回路で使える電流は(20A×電圧100V)=2000Wです。消費電力の高いエアコンや電子レンジ、IHクッキングヒーター、食洗機などの家電製品は、専用回路を設けるのが望ましいです。

また、消費電力が高くない家電製品でも、同時にいくつも使用することでブレーカーが落ちることがあります。そのため、家の広さに合わせて専用回路に至るまでの標準回路を分岐させて回避するのです。分岐回路の数は以下が目安となります。

  • 50㎡以下 5
  • 51~70㎡ 7
  • 71~100㎡ 8
  • 101~130㎡ 10
  • 131~170㎡ 13

分からなかったり悩んだりしたときは、業者に相談して工事の際に持ってきてもらうのが良いです。

設置場所を確認しよう

交換する際は設置場所を確認しましょう。基本は障害物や熱がこもりやすい場所になると、発熱しやすくなるため障害物によっては空気の流れがなくなってしまい、分電盤から発火した際に障害物へ燃え移ることで火災になる可能性があります。

また、粉塵が入りやすいような場所であると故障に繋がることがあります。停電からの復旧がしやすいために低い位置で設置していると、隙間から粉塵やほこりが入りやすくなってしまいます。分電盤は高い位置に設置するようにしましょう。

分電盤にもむき出しのタイプと、蓋つきのタイプがあります。古い分電盤がよくほこりが溜まりやすくなって故障に繋がっているのも蓋がないことが原因としてもあります。最新の分電盤であれば、蓋つきの分電盤があるため、ほこりや汚れなどから守ってくれるので安心です。できれば、蓋つきのものがあればそれを選んでも良いかもしれません。

分電盤の大きさについて

現在と同じ場所に設置する場合、以前の分電盤と同じあるいは少し大きいサイズの分電盤を選ぶと良いです。

あまり小さいと壁紙の日焼け跡などが目立ってしまい、分電盤が悪目立ちする上に美観を損ねる可能性があります。
DIYによるコーキングで隠すことも可能ですが限界があるので、壁紙の張替えを同時に行わなければならないケースもあるでしょう。

見積もりの確認をしよう

見積もりの確認をしよう

業者に依頼する前に、見積もりの金額が異常に高いor安いなどの問題がないか確認しておくべきです。

登録電気工事事業者であるかどうかは元より、工事内容などに不明点があれば予め確認しておきます。
きちんと回答しない業者は工事も杜撰なことがあるので要注意です。
交換工事の相場とあまりにもかけ離れている金額を掲示された場合、疑ってかかることをお奨めします。

とはいえ、各家庭で電気の使用量や配線などに大きな違いがみられる場合もあり、状況次第で金額が変動することも否めません。
複数社から見積もりを取って比較することで、ご自分の家における交換工事の相場を把握できるでしょう。

分電盤の交換は資格を持った専門業者で確実に行おう

『街の修理屋さん』は資格を持った作業員がいるので安心施工!

安心して分電盤やブレーカーの交換をお願いするためにも、資格のある専門業者にお願いして確実に交換をしてもらいましょう。実際に弊社に来ているご依頼を一部紹介します。

分電盤を古いものから新調したい

古い分電盤を新しい分電盤へ交換をしたいというご依頼でした。お客様が8個から10個ほどの回路の付いたものが良いとのことだったのでご相談をしつつ、現場に向かわせていただき交換を致しました。『街の修理屋さん』で分電盤を交換したことで、「専用回路ができたことで新しい家電を使えるようになった!」ということでした。家電は生活の一部でもありますので、分電盤の専用回路などでご心配な方は一度お気軽にご相談下さい。

漏電ブレーカーと分電盤が古いので交換したい

漏電ブレーカーと分電盤が古いため交換をお願いしたいというご相談でした。使用するアンペア数を確認し、どんな分電盤にするか一度ご相談の上交換させていただきました。『街の修理屋さん』では、ブレーカーや分電盤が古くなって不具合が起こり始めているようなら故障や万が一の火災などになる前に交換することをおすすめしております。ご自宅のブレーカーや分電盤が心配だという方はお気軽に『街の修理屋さん』へご相談下さい。

分電盤やブレーカーの交換を頼む際は、資格を持った知識のある専門業者で行えば安心です。実際に『街の修理屋さん』ではお客様と相談をしつつ、問題に対して最善の対応をさせていただいております。ご不明点や簡単な質問など含めて、分電盤やブレーカーで気になっていることがあればお気軽にご相談下さい。


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