インターホンの取り替えで確認しておくポイントと取り替え方の解説!
「インターホンの調子が悪い…」や、「もっと便利なインターホンに取り替えたい…」と思ったことはありませんか?
インターホンの設置方法は意外と単純です。
自分でインターホンを購入して、取り付けることは可能です。
しかし、自分で交換するためには条件があります。
この記事では、インターホンの取り替え方と間違えやすいポイントについて簡単に解説しています。
取り替え工事における確認したいポイント
インターホンの取り替え工事は、『自分でできる場合』と『できない場合』があります。
まずは、現在設置されているインターホンを確認しましょう。
確認する時のポイントは『電源』です。
自分でできるかどうかは、どこから電源を取っているかで決まります。
自分でできる場合
自分で設置できる場合の条件です。
- 電源がコンセントから、もしくは乾電池である
- チャイムコードという2線が配線されている
- プラス、マイナスドライバーで取付できる
室内にある親機に電源コードが付いていて、コンセントに挿している場合は交換できます。
また、親機の中に乾電池が入っている場合も交換できます。
この場合は、インターホンを外すと2本の配線が出てくるので、その接続を自分ですることで新しいインターホンを設置できます。
インターホンを設置するためには、ドライバーが必要です。
業者に任せないとできない場合
次の項目に当てはまる場合は、自分で交換することができません。
- 室内の親機本体に直接電線が差してある
- 熱感知器などと連動している
- 固定電話と接続されている
- 壁に埋め込まれている
- チャイムコードが断線している
このような場合は、専門業者に交換を依頼しましょう。
電源の接続や配線の変更が必要なインターホンの交換は、「電気工事士」の資格がないとできません。
また、賃貸物件にお住まいの方は自分の所有物ではないため、管理会社か大家さんに相談してください。
インターホンの取り替えの仕方
ここからはインターホンを取り換える方法について、簡単に解説していきます。
基本的には現在付いている機器を外し、新しい機器を取り付けます。
子機の取り替えの準備
インターホンを取り替える時は、最初に電源プラグをコンセントから抜きます。
乾電池が入っているなら、抜きましょう。
それから、次の順番で外にある子機を取り外します。
- ネジを回し子機を外す
- 子機から配線を外す
- 子機を固定するための取り付け枠を外す
ネジ穴に合ったドライバーを使いましょう。
子機を取り付ける
続けて、新しい子機を取り付けます。
- 子機の取り付け枠をネジで固定する
- 配線を子機に接続する
- カメラ付きの場合は角度を調整する
- 子機を取り付ける
取り付け枠を固定する時に、壁の材質のよってインパクトドライバーが必要な場合があります。
ネジ穴をふさぐ場合はコーキング材を使います。
室内親機(モニター)の準備
次に、室内の親機を取り外します。
- 親機を上に持ち上げて外す
- 配線を外す
- 壁に取り付けるための金具を外す
親機も子機も、基本的に外し方は同じです。
親機を取り付ける
続けて、親機を取り付けます。
- 親機の壁掛け金具を取り付ける
- 配線を親機に接続する
- 親機を壁に設置する
壁に穴を開けたくない場合は、マスキングテープを貼った上に強力な両面テープで固定することもできます。
子機と親機の取り付けが完了したら、最後に電源を入れます。
きちんと動くかどうか確認しましょう。
インターホンの動作が気になる場合
もしインターホンの動作がおかしい場合は、何か原因があるはずです。
いくつか注意点がありますので確認しましょう。
インターホンを取り替える時に注意して進めると、設置後のトラブルが少なくなります。
チャイムコードの差し間違い
親機は配線を差し込む場所がいくつかあります。
チャイムコードの差し込み穴が間違っていると動きません。
玄関側の呼び鈴のコード配線が違う
子機は配線を差し込む場所がわかりやすいです。
ただし、端子の取り付けが間違っていると動きません。
チャイムコードの芯線が接触している
チャイムコードの芯線同士が触れてしまっていると、誤作動の原因になります。
配線のビニールの皮を長く剥いているときによく起こります。
それ以外での不具合
上記以外に考えられるトラブルの原因もいくつかあります。
【インターホンのトラブルの原因】
- 子機の取付が不完全
- 雨水が入り込んでいる
- 屋外の配線が断線している
自分でインターホンを取り替えるためには、配線などの設備には問題ないことが条件です。
もし自分でインターホンを取り替えても動作が不安定な場合は、専門業者に点検を依頼する必要があります。
自分での取り替えが不安……
ここまでインターホンの取り替えについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは自分で交換できるタイプなのかを確認します。
問題ないようなら、自分でインターホン本体を購入し取り替えることもできます。
取り替える作業自体は、注意しながら慎重に進めればどなたでも行うことができます。
設置後にトラブルが起きた時は、専門業者に点検してもらいましょう。
もし不安な点や気になることがあるなら、自分でどうにかする前に業者に取り替え工事を依頼することをおすすめします。
プロに頼って安全に取り付けましょう
最近は便利な機能が付いているインターホンが多いです。
【インターホンの便利な機能】
- カメラ付きなので、映像で相手を確認できる
- さらに録画ができる物もある
- 子機が多いと離れた場所でも応対できる
- スマホと連動させることで外出時に確認できる
- ワイヤレスなら配線がいらない
特に相手を確認できると防犯に役立ちます。
あなたが新しいインターホンに付けたい機能は何ですか?
その機能があるインターホンに取り替えることはできますか?
プロに頼めば難しそうな取り替えや、配線の問題で設置できないインターホンまで取り付けることができます。
インターホンの寿命は10〜15年と言われます。
これから長く使うのなら、自分に合ったインターホンを選びましょう。
インターホンの機種選び、工事のご依頼などお気軽にご相談ください。
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