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エアコンからキュルキュルと音が鳴るときの原因と対処法教えます!

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あなたの部屋のエアコンから「キュルキュル」という聞きなれない音が聞こえませんか?

いきなりそんな異音が聞こえたら「故障したんじゃないか?」「修理費用はいくらかかるのか?」と不安になってしまいます。冷房が必要な真夏の時期や、暖房が欠かせない真冬の時期だったらなおさらです。

ただ、キュルキュルと異音が聞こえたからといって、いちがいに故障とは言えないかもしれません。「修理を依頼したが、故障ではなかった。サービスマンの出張費用がかかってしまった。」という事態を防ぐためにも、どこから異音がするのか、どうすれば異音が解消するのか、ご自身で確認してみましょう。

エアコンから「キュルキュル」と異音がする原因

キュルキュル音の原因として代表的なものは「ほこりの付着」「取り付け不良」「室内ファンの異常」の3点があげられます。

ほこりの付着

ファンを回転させて空気を循環しているエアコンの室内機には大量のほこりが付着します。フィルターはもちろん、吹き出し口や室内機本体にも、ほこりは付着します。さらに、湿度が高い夏場などは、たまったほこりが水分を含んでカビが発生する事態に発展してしまいます。ほこりとカビがたまると、エアコン内部、特に室内ファンに悪影響が出るようです。

そうならないためにも、日ごろから簡単な清掃は欠かさないようにしましょう。

取り付け不良

エアコンの室内機を取り付ける際に、しっかりと固定できていなかったり、隙間が生じていたりすると、それが原因で振動したり、揺らされたりしてキュルキュル音が発生することもあるようです。

他にも、本体のカバーや部品、クッション材などがしっかりとはまっていない、などの理由も考えられます。フィルター清掃時にエアコンの開閉部を開けたときなどは、しっかり閉まっているか確認しておきましょう。

室内ファンの異常

上記が問題ないのであれば、エアコン内部の回転部分、室内ファンの異常が考えられます。ほこりやカビなどのつまりや蓄積が原因で回転部分のバランスが悪くなり、ファンの軸がゆがんで正常に回転できなくなることがあります。それが原因で、キュルキュル音が発生しているのかもしれません。

さらに事態がすすみバランスが悪くなったファンが回転し続けると、今度はそのファンを回していた室内ファンモーターに余計な負荷がかかり、そこからキュルキュル音が発生する可能性があります。ここまでくると、もうファンモーターを交換するしかありません。

室内機内部の問題となると、ご自身で原因を特定し解決するのはとても難しくなってしまいます。そんなときは、是非、専門的な知識のある業者さんに相談することをおすすめしています。

エアコンから「キュルキュル」と異音がするときの対処法

ご自身でエアコンの清掃をする

  • 安全のために電源からコンセントを抜いておく
  • 室内機のカバーを開けてフィルターを外す
  • フィルターの汚れを掃除機で吸い取る
  • 落としきれない汚れを洗浄して洗い流す
  • 洗い終わったフィルターを干して乾燥させる
  • フィルターをセットして完了

エアコンのフィルター清掃方法は上記の通りです。また、取扱説明書を確認しながら開閉部を開けて、可能な範囲で室内機内部を清掃してみましょう。※目に見える範囲のほこりが取り除けたら、エアコンを運転してまだ異音がするかどうか確認してみます。

さらにエアコン内部の汚れを確認しておきましょう。フィルターをはずすとその奥に、すきまがたくさんある金属(フィン)が見えてきますが、ここが黒く汚れているとカビの発生が疑われます。多かれ少なかれカビは発生するものですが、室内ファンにも同じくらいカビが発生していることが想像できると思います。室内ファンの汚れはキュルキュル音の原因ですので、清掃が必要となりますが、手が届きずらいのが難点です。

専門業者に相談する

可能な範囲を清掃しても異音が解消されない場合は、スプレー式のエアコンクリーナーなどを利用して、目に見えない部分、手の届かない部分を清掃していきます。

ここからは、エアコンのカバーをはずし本格的な清掃作業になります。室内の空気を循環させるファンや送風方向をコントロールするルーバーなど動作するパーツも多く、清掃のためとはいえ、はずしていく順序を間違えると時間がかかったり最悪の場合、パーツを傷つけてもとの状態に戻せなくなってしまうことも十分に考えられます。さらに、メーカーごとにも、新旧のモデルごとにも内部の構造が変わってきます。

以上のことからご自身で清掃するよりも、ここは是非、専門の業者さんに清掃と点検の依頼をすることをおすすめしています。室内ファンの清掃など、本格的な清掃をしてもキュルキュル音が改善されない場合も、問題のあるパーツの特定からパーツ交換へと修繕作業もスムーズに進行することでしょう。

ただ、パーツ交換まで必要となると修理費用も高額となってしまいます。新しいエアコンに買い替えたほうが、総合的にお得になることもありますので、覚えておいてください。

まとめ

キュルキュルと異音が聞こえてきたらすぐに故障を疑って、エアコンの買い替えや、修理を依頼してしまいそうですが、まずはご自身で確認してみましょう。日ごろから、フィルターの清掃など簡単なメンテナンスを行っていると、異音や振動など早期の不具合にも、気づきやすくなります。

簡単な清掃で問題が改善されないときは、プロの業者さんに清掃や点検を依頼するほうが、手早く問題を解決できて、とても効率的です。いざというときは、プロに任せてしまいましょう。


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