ソニーテレビのアンテナレベルが下がった時の対処方法を徹底解説!
ソニー製のテレビに「E201」や「E202」と表示され、番組が映らなくてお困りではありませんか?このコードが表示されているときはアンテナレベルが低下していて、電波を受信できない状態になっています。
では、どうすれば元のテレビの状態に戻るのでしょうか?今回は、ソニー製テレビのアンテナレベルが下がる原因や対処法について紹介します。
いつも見てる番組が見れないと、楽しみが減ってしまいますよね。見たい番組に間に合うように、早めに対処しましょう!
ソニー製テレビの特徴
有名な「BRAVIA(ブラビア)」が人気のソニー製テレビ。繊細な映像の4Kや8Kなど、高画質なテレビを楽しむことができます。
4K、8K以外のハイビジョン・フルハイビジョンの商品シリーズも豊富で、大画面から小型まで、部屋のサイズや用途に合わせて選ぶことができるのもポイントです。
また、最近では動画配信アプリや音声検索などの通信機能が付いている機種もあり、より快適で便利になっています。
ソニーではBSやCS放送を楽しむための「CSアンテナ」も販売しています。地デジの衛星放送もメーカー純正パーツが使えるのは安心ですね。
しかし、いくら純正のテレビとアンテナとはいえ、さまざまな理由でアンテナレベルが低下することもあります。
アンテナレベルとは?
アンテナレベルとは、テレビを映すための電波の受信強度を表す数値のことです。
地上デジタル放送・BS/CS放送は、各放送局から発信された電波を各家庭で受信しており、一定の基準値以上を保つことでテレビが安定して見れる仕組みになっています。
そのため、問題なくテレビをみるためには基準値以上のアンテナレベルを保つ必要があるのです。
アンテナレベルが下がるエラーコードは「E201」で、このコードが受信された場合はテレビが受信する電波量が低いことを表しています。
メーカーによってアンテナレベルの判断基準は違うので、各メーカーに合わせた調整が必要になります。
ソニーのアンテナレベルの基準は以下を参考にしてください。
- 全くない〜不足している:赤〜黄色
- 十分にある:緑
- 信号品質:28以上
また、同じソニーでもテレビの製造年や機種の違や、BS/CS放送などにより基準が異なる可能性もあります。
正確な基準はテレビの取扱説明書を確認してくださいね。
アンテナレベルが下がる原因4つ
アンテナレベルが下がる原因はいくつかあります。
おもな原因には以下の4つが挙げられます。
- アンテナ線の接続不良
- 受信環境が悪い
- 天候
- アンテナの劣化
それぞれ詳しくみていきましょう。
ケーブルやコードの接続不良
アンテナからテレビまでは、いくつかのケーブルやコードが繋がっています。そのうちのどれか1つでも正しく繋げていない場合は十分な電波をテレビ本体まで送ることができません。
アンテナからテレビまで繋いでいるコードの接続不良には、以下のようなことが考えられます。
- 外れている、ゆるんでいる
- 正しい端子に差さっていない
- 端子の芯が曲がったり折れている
アンテナからテレビまですべてのコードを確認するのは難しいですが、見えている範囲だけでもチェックしてみましょう。
もしコードが外れていたり間違った端子に差している場合は、正しく差し直すことで映るようになるかもしれません。
受信環境が悪い
テレビの電波を受信する方向に高い建物が立っている場合も、アンテナレベルが低くなります。
自宅の近くに高い建物ができたり、引っ越したりと、テレビの映りが悪くなる前に何かしらの変化がなかったか思い出してみましょう。
また、電波を受信する方向に大きな樹木がある場合も、間で妨げられるためアンテナレベルは低くなります。
天候
台風や暴風でアンテナの向きが変わってしまうこともめずらしくありません。雨や雪などの悪天候の日は、アンテナの受信レベルが下がりやすく、テレビが映らなくなることがあります。
テレビのアンテナの向きは少しでもズレると電波の受信に影響します。天気が回復してもアンテナレベルが低いままのときは、アンテナの向きを確認してみましょう。
また、降雨対応放送に自動的に切り替わっている場合は天気が回復すれば元どおりになるので、そのままで問題ありません。
(降雨対応放送とは、画質や音質を落として受信できない状況を予防する放送のことです。)
アンテナの劣化
テレビのアンテナは1度設置するとそのまま使い続けることが多く、劣化していることに気づかないことも少なくありません。
ですが、長年雨風にさらされて劣化しているアンテナが破損すると、電波を受信できなくなります。
アンテナの寿命は約10年と言われています。それ以上経っているアンテナを使っている方は、サビがついていたり、破損している箇所がないか確認してみましょう。
また、アンテナだけでなくテレビ本体が故障している可能性もあります。テレビが故障しているかどうかのチェックポイントを解説した記事も参考にしてください。
アンテナレベルが下がったときの対処法
アンテナレベルが下がる原因がわかったところで、次は回復方法を紹介します。テレビを映すための十分な電波を受信できるように、次のことを試してみましょう。
※これから紹介する方法は、地デジ・BS/CS放送の両方に共通しています。
テレビを再起動
アンテナレベルが下がったときの対処法1つ目は、テレビを再起動してみることです。
最近のテレビは無線の電波で通信しあったり、ネットと繋がったりできるなど、さまざまな機能が搭載されています。
便利な機能がある一方で、ネット通信速度が下がると動作が重くなったり、バグが発生しやすくなったりします。
そこでテレビを再起動して、状態をリセットしてみましょう。
【テレビの再起動の仕方】
- 主電源を切る
- コンセントを抜く
- 3分ほど待つ
- コンセントを差す
- 電源を入れる
再起動しても設定が初期化されるわけではないので、まずは試してみてください。
ケーブルや周辺機器を正しく接続
アンテナとテレビを繋いでいるケーブルやチューナー、レコーダーなどが正しく接続されているか確認してみましょう。
配線の間違いやゆるみがあると、十分な電波が送れません。もしすべて正しく接続されていることが確認できた場合、1度テレビとアンテナを直接つなげてみてください。
テレビとアンテナを直接つないだ状態で正常に映れば、周辺機器に問題があることがわかります。
もしすべての配線が正しく接続されていて、周辺機器を再起動してみても映らないのであれば、テレビが故障している可能性もあります。
このとき、テレビ本体に差さっている「B-CASカード」も1度抜き差ししてみましょう。B-CASカードがゆるんでいるとテレビが映らなくなります。
アンテナの向きを調整
テレビのアンテナは、少し向きが変わるだけでも映らなくなることがあります。強い風が吹いたり、大雨が降るなどの天候はもちろん、飛来物に当たることで向きが変わることもあります。
ただしテレビアンテナの方向調整は素人には難しく、「やってみたけど無理だった・・」ということも少なくありません。アンテナの向きが以前と違うような気がする方は、専門業者に依頼して点検してもらいましょう。
ブースターを設置
アンテナレベルを上げるのに効果的なブースターを設置する方法もあります。
ブースターは「増幅器」といって、アンテナで受信した電波を各テレビに分配するときに下がった信号レベルを増幅して維持する効果があります。
現在ブースターをつけていない場合は、高性能なブースターを正しく設置すれば、アンテナレベルが回復する可能性があります。
ブースターをつければ、立地環境が悪い住宅でも安定した電波を受信できるようになるので、まだ設置していないご家庭は検討してみるとよいでしょう。
アンテナのトラブルは業者に相談を!
テレビのアンテナレベルが低下した場合、原因を特定するのは難しいものです。たとえ原因がわかっても、屋根の上に登ってアンテナを調整したりブースターを設置するのは危険がともないます。
個人で対処するのが困難な場合は、弊社「街の修理屋さん」にご相談ください。
街の修理屋さんでは、ソニー製テレビのアンテナ調整や取り付け工事など、さまざまなサービスをおこなっています。
アンテナ調整作業は5,500円からで、お見積もりは無料でいたします。詳しいアンテナ調整の内容については、下記のページからご確認ください。
街の修理屋さんは365日年中無休で対応しているため、早くテレビが映るようにしてほしい方はぜひご相談くださいね。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。