エアコンが動かないときの対処方法を徹底解説!
真夏の炎天下、灼熱のアスファルトを歩いて帰宅したときはエアコンの涼しい風でいたわられたいものです。
昨今の夏は毎日が猛暑日であることも多く、熱中症対策にもエアコンは重要です。
そんなエアコンが、ある日突然動かなくなってしまったら困りますよね。
そこで今回は、下記の内容について解説します。
- エアコンが動かない原因と対策
- 普段から気を付けること
街の修理屋さんでは、工事実績が数多くあります。有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンのトラブル解消に役立ててくださいね。
動かない原因とそれぞれの対処方法
エアコンが動かないときの原因は、本体の故障だけではありません。
エアコンは室外機と室内機が同時に動き、動く内容はリモコンが命令しています。動力は電気なので、専用コンセントにつないだコンセントで電力を受けて動いています。空気を冷やすための冷媒ガスは室外機が送り出して循環させています。
このようにエアコンはいくつかのパーツが同時に動いて稼働します。このうちのどれかひとつでも故障したとき、エアコンは正常稼働できなくなります。
電源が入っていない
室内機本体の電源が落とされており、稼働出来ていないこともあります。
一度電源が入っているか確認しましょう。
コンセントが抜けている
室内機本体のコンセント自体が抜けていることもあります。
こちらも確認しましょう。
また、完全に抜けていない場合でも、少し緩んでいることが原因で電気が通っていないこともあります。一度抜き差しを試しましょう。
リモコンの不具合
エアコンの室外機や室内機ではなくリモコンに問題があるトラブルも多く報告されています。
電池切れ
新しい電池に交換しましょう。この時、向きを間違えないよう注意してください。
電池の液漏れ
長期で放置した後など、電池が液漏れしていることもあります。この場合は、皮膚に直接触れないよう注意しながらふき取って電池ごと処分してください。電池を入れる場所がキレイになったら、新しい電池を入れてください。
センサー部分が汚れている
リモコンのセンサー部分が汚れて、赤外線がうまく届かない状態と考えられます。
汚れを取り除くように拭いてから、エアコンが反応するか試してください。
リモコンのセンサーが光らない
赤外線センサーで信号を発信しているタイプのリモコンは、スマートフォン等のカメラで光が確認できます。リモコンのボタンを押している最中に、カメラ越しにセンサー部分を確認しましょう。光っていれば、リモコンには問題がないです。
光っていない場合、リモコン自体の不具合です。リモコンのリセットボタンを押しましょう。
リセット後も反応しない場合は、リモコンの故障と判断できます。対処方法は下記3種類あります。
- 同一機種のリモコンに買い替える
- 汎用型リモコンに買い替える
- リモコン機能を果たすスマートフォンアプリを活用する
これらすべての対応が意味をなさない場合、原因は室外機もしくは室内機にあります。
室外機の問題
室外機に問題があり、エアコン自体が動かないこともあります。
すぐに対処できることから、修理業者へ依頼する必要があることまで、内容は様々です。
カバーがかかっている
使わない期間に室外機にカバーをかけ、使用する段階になって外し忘れる方が多くいらっしゃいます。カバーはエアコンの電源を入れる前に外しましょう。
排熱がうまくできていない
室外機の周りに物を置いていることで、うまく排熱できていないことがあります。この場合は、すぐに周辺のものをどかしましょう。排熱ができないと、室外機に熱がこもります。これによりエアコンが稼働しないだけではなく、室外機自体の故障の原因となります。
霜取り運転中
冬場の暖房運転の場合です。凍結防止の為の霜取り運転中は、通常の暖房が使えません。霜取り運転が終わるまで待ちましょう。
機種によっては霜取り運転中も稼働できる特別なエアコンがあります。しかし、多くのエアコンは霜取り運転中は通常稼働できないものと考えた方が良いでしょう。
異音が出ている・全く動いていない
室外機がうるさいとき、たいていは故障しています。業者に連絡して修理してもらうか、買い替えを検討しましょう。
まったく動いていない場合も同様です。故障と考えられます。修理を依頼するか、買い替えを検討しましょう。
通電の問題
エアコンは電化製品です。電気が通らないことによる不具合も発症します。
ブレーカーが落ちている
なんらかの原因で、家全体もしくはエアコン用の電源のブレーカーが落ちていることもあります。一度確認しましょう。
家全体の場合は、照明等ほかの家電製品が通電しているか確認しましょう。ほかの家電は動く状態で、エアコンのみが動かない場合はエアコン用の電源かエアコン本体の問題だと判断できます。
停電している
家の中にある電化製品の一切が使用できず、周囲の家も同じように電気が点いていない場合です。なんらかの理由で周辺が停電している状態です。復旧まで待ちましょう。
水漏れ
水漏れが原因で動かないことがあります。水漏れの原因はいくつかあります。
フィルター・ドレンパン等の汚れ
汚れが原因で空気の循環や排水が滞ることがあります。掃除することで改善されます。
自分で掃除が難しい場合は、業者にクリーニングを依頼しましょう。
エアコンの傾き
エアコンが傾いているとドレンパンに溜まった水がうまく排出されず、水漏れの原因になります。
室温の設定ミス
冷房の設定温度より室温が低い場合や、暖房の設定温度より室温が高い場合です。この場合、エアコン本体は故障しておりません。冷房の場合は室温より低い設定温度に変更し、暖房の場合は高く設定することで運転再開します。
冷媒ガス不足
冷媒ガスが不足していると、冷房能力が下がります。この場合、ガスを補充することで一時的に回復します。しかし、根本的な原因は配管の劣化や破損によるガス漏れです。業者へ修理を依頼しましょう。
不明の場合は再起動によるリセット
エアコンは大型の電化製品です。パソコンやスマートフォンで一時的な不具合が起きた時に再起動するように、エアコンも再起動によるリセットで不具合が解消することもあります。
リセット① 電源を抜いて放電
エアコンのコンセントを抜きましょう。抜いてすぐに挿し直しして改善しないようであれば、再度コンセントを抜いて1時間ほど放電させましょう。
リセット② 応急運転による強制運転
エアコンの室内機本体には「応急運転スイッチ」というスイッチがあります。これを押すことで、冷房や暖房が稼働するか、エアコン本体が自動運転で確かめます。応急運転スイッチの場所や稼働時間、内容については各メーカーにより異なります。応急運転の方法も、各メーカーホームページに記載があります。
故障
再起動によるリセットを行っても改善しない場合、センサーや熱交換器、制御盤など部品のどこかが故障していると考えられます。業者に点検修理を依頼するか、10年以上使用しているエアコンなら買い替えましょう。
気を付けること
普段から気を付けてエアコンを使用することで、エアコンを快適に長く使用できるようになります。
定期的に試運転を行う
毎年夏しかエアコンを使わないという方もいらっしゃいます。秋~翌年春まで使用しないというのは、エアコンに負担がかかります。必要ないのであれば長時間の稼働は行わなくて結構ですが、試運転だけは行いましょう。一切送風されず通電されない状態が続くと、内部にホコリなどが溜まるためエアコンの寿命を縮めます。使用しない時期であっても、毎月1回は試運転を行いましょう。
こまめに掃除をする
フィルターは2週間に1回掃除をしましょう。ドレンパンやドレンホースなどの内部の分解清掃は年に1回は行いましょう。試運転だけではなく、定期的な掃除も必要です。汚れやホコリを除去することで、節電効果もあります。また、室外機も忘れずに掃除しましょう。
分解の方法が分からない場合や、壊してしまう恐れのある場合は業者にクリーニングを依頼しましょう。
街の修理屋さんでもエアコンクリーニングは税込み5,500円から承っております。クリーニング内容により料金は異なりますので、まずはお電話にてご相談ください。
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